アラビア半島南端にあるスルタンの城壁都市。南アラビアから香辛料や香料を運ぶルートにあり、古くから交易で栄えた。城壁に囲まれて日干し煉瓦で造られた7階建てほどの高い建物が密集し、碁盤の目のように道路が通る。建物の1~2階は家畜小屋や倉庫になっている。高層家屋並ぶ独特の光景は砂漠のマンハッタンやシカゴとよばれている。西暦300年ごろから築かれたが、現存する最古の建物は10世紀ごろのものといわれる。金曜モスクは紀元前10世紀ごろ、宮殿は13世紀に建てられた。川の氾濫による洪水とシバームの富を狙う異民族の襲撃から