ビソトゥーンはイラン西部、ケルマンシャー州のザグロス山脈にある山の名。イラン高原とメソポタミアをつなぐ古代の交易ルート上にあり、メディア王国、アケメネス朝、ササン朝ペルシア、イル・ハーン朝に至る先史以前からの遺跡が残っている。紀元前521年、ササン朝ペルシアの王、ダレイオス1世が即位する時に作らせたレリーフと楔形文字の碑銘が、高さ70mの断崖絶壁に刻まれている。レリーフの周りにはダレイオス1世の戦いの様子がエラム語、バビロニア語、古代ペルシア語の3言語で1200行にわたって彫られている。ダレイオス1世の帝