第2次世界大戦後の冷戦に伴い、太平洋沖マーシャル諸島ビキニ環礁での核実験再開を決定。周辺住民を移住させた後、1946~1958年の間に67回の核実験が行われた。1946年の実験でラグーンの底に沈んだ船と、実験でできた巨大なクレーターが核実験の威力を表す極めて重要かつ明白な証拠残っている。ヒロシマ型爆弾7000発に相当する核実験が、ビキニ環礁の地質と自然環境に、また放射能にさらされた人々の健康に、重大な結果をもたらした。この歴史から、ビキニ環礁は平和な地上の楽園のイメージにもかかわらず、核の時代の幕開けの象徴になった。マーシャル諸島の初めての世界遺産である。