ハンガリー北東部ジェールモションショプロン県から、オーストリアのウィーン南東部ブルゲンラント州にまたがる、ヨーロッパ最大の塩水湖地帯。1993年にオーストリアのノイジードラー湖=ゼーヴィンケル公園が保護区として承認され、2001年にハンガリーのフェルテー湖を合わせた周辺一帯が世界遺産に登録された。ノイジードラー湖(フェルテー湖)はヨーロッパで2番目に大きく水の浅い湖で、周辺には渡り鳥など約280種の鳥類が生息。コウノトリの繁殖地としても知られており、生物学上でも重要な場所となっている。登録地内には、フランス・パリのベルサイユ宮殿をモデルに造られたエステルハージ宮殿と、英国風の庭園が広がるセーチェーニ宮殿、2つのバロック様式の宮殿が立っている。現在では、ヨットやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツや釣りをする人などで賑わいを見せている。