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ボヤナ教会(ボヤナキョウカイ)

  • ソフィア
  • 社寺・教会・宗教施設

ボヤナ教会は、首都ソフィアの郊外にあるブルガリア正教会の教会で、3つの建物からなる。1階建ての東棟は10世紀の建造。その後13世紀のはじめに貴族カロヤンの寄進で2階建ての中央棟は隣接して建てられた。この2番めの教会に1259年に描かれたフレスコ画があり、これが中世フレスコ画の傑作の一つ。19世紀のはじめに3つめの教会が建てられ、調和のとれたボヤナ教会が完成した。違う時代に建てられた教会が時間の壁を越えて調和する建築物は稀有な存在。中世の芸術が完全に保存されている貴重な世界遺産である。

マダラの騎士像(マダラノキシゾウ)

  • バルナ
  • その他建物・史跡

ブルガリアの北東部に位置するマダラは、9世紀にブルガリアがキリスト教国になる前の第一次ブルガリア帝国時代の聖地。このマダラ村近くの高さ100mの切り立った断崖に、縦2.5m、横3mの大きな騎士のレリーフが掘られている。騎士は馬にまたがり、足元のライオンに槍を突き立て、後ろには猟犬を従えている。レリーフ周辺に705年から801年の出来事について書かれた碑文があることから、8世紀のはじめに彫られたものと考えられており、ブルガリアの歴史的背景と勝利を象徴している。足場のない地上23mのところに、どのように作られたかはわかっていない。このようなレリーフはヨーロッパには例がないという。

カザンラックのトラキア人の墳墓(カザンラックノトラキアジンノフンボ)

  • カザンラク
  • 墓地・霊園・墓所・廟所

紀元前4世紀末ごろのヘレニズム期の墳墓。第2次世界大戦中の1944年、防空壕を掘っている時に偶然発見された。現在、バラの谷として知られるカザンラック付近で、かつてブルガリアの先住民トラキア人の王セウテス3世の都セウトポリスだった。煉瓦造りの円天井型地下墳墓で、狭い回廊と埋葬室が特徴で、トラキアの埋葬の儀式と文化を描いた壁画で飾られている。床はポンペイ・レッドに彩られ、台座に使われている黒との対比が美しい。これらはヘレニズム時代のブルガリア芸術の中で最も保存状態がよい傑作。

イヴァノヴォの岩窟教会群(イバノボノガンクツキョウカイ)

  • ルセ
  • 社寺・教会・宗教施設

ブルガリア北東部、ドナウ川の支流のルセンスキ・ロム川の谷、イヴァノヴォ村近くにある聖堂や修道院、僧坊などからなる岩窟教会群。12世紀、この地に隠遁していた修道士が断崖に自然の岩壁をくり抜いて造ったもので、12〜14世紀の第2次ブルガリア帝国下で独自の芸術性を発展させた。最盛期には300を超える聖堂があったといわれ、壁面には多くのフレスコ画が描かれた。5つの教会に保存されており、中世ブルガリア美術の傑作として高く評価されている。14世紀末にオスマン帝国の侵攻により修道士たちは岩窟教会を放棄したため、荒廃していった。1979年にユネスコの世界遺産に登録。

リラ修道院(リラシュウドウイン)

  • リラ
  • 社寺・教会・宗教施設
外観(リラ修道院)

首都ソフィアから120kmのリラ山中にリラ修道院はある。ブルガリア正教の修道士イヴァン・リルスキ(リラの聖ヨアンとも)によって10世紀に開かれた、ブルガリア正教の修道院。彼の住まいと墓が聖地になり、12〜14世紀にかけてブルガリア国民の精神的、社会生活において重要な役割を担った。フレスコ画、イコン、精巧な木彫など数多くの美術品で知られている。オスマン帝国の支配下でもギリシャ正教を守り続け、19世紀の独立運動の中心地ともなった。火災により壊滅的な被害を受けたが、1834〜1862年に再建され、現在も修道僧が暮らしている。

古代都市ネセバル(コダイトシネセバル)

  • ネセバル
  • 遺跡・史跡・旧跡・城址

黒海に突き出た岩の多い小さな半島に築かれた3000年の歴史を持つネセバル。もとはトラキア人の都市だったが、紀元前6世紀はじめにギリシャの植民地になった。遺跡のほとんどは古代ギリシャ時代のもので、アクロポリス、アポロ神殿、広場、トラキア人の時代に造られた城壁などが残っている。ビザンチン帝国の時代には要塞として黒海西岸の最も重要な役割を担った。黒海地域の建築様式木造の家々は19世紀の築。ここはヨーロッパで最も古い都市の一つであり、トラキア、ギリシャ、ローマ、スラブ、ビザンチン、そしてブルガリアの歴史が積み重なった都市である。

スレバルナ自然保護区(スレバルナシゼンホゴク)

  • ルセ
  • 湖沼・池

ブルガリア北東部、ルーマニアとの国境近くにある。スレバルナ自然保護区はドナウ川下流の西岸、スレバルナ村周辺に広がる淡水湖と湿原を含む600ha以上に及ぶ自然保護区。100種ほどの鳥類の繁殖地で、その多くは希少種や絶滅危惧種である。他にも80種の渡り鳥が越冬する。珍しいのはニシハイイロペリカン、オオシラサギやアオサギ類、ヘラサギなど。その他、40種近い哺乳類のほか爬虫類や両生類、魚類など、さまざまな生物が生息している。

ピリン国立公園(ピリンコクリツコウエン)

  • バンスコ
  • 国立公園

ブルガリア南西部、ルーマニアとの国境を接するピリン山脈に広がるブルガリア最大の自然公園。ストルマ川とメスタ川に挟まれた一帯は氷河期の地形を残し、70以上の氷河湖、滝や小川、洞窟などが点在する。高低差があるため植生は豊かで、針葉樹を中心に約1300種の植物が観察されている。バルカン半島固有の種や絶滅危惧種も見られる。動物相も幅広く、ヒグマ、ハイイロオオカミ、テン、カワウソ、シカ類、ヤギ、ネコ科の動物、キツツキの仲間など、さまざまな種が生息する。

スヴェシュタリのトラキア人の墳墓(スベシュタリノトラキアジンノフンボ)

  • ルセ
  • 墓地・霊園・墓所・廟所

紀元前3世紀に造られたトラキア王の墳墓で、1982年にスヴェシュタリ村近区の丘でで発見された。当時のトラキア人の宗教建築の基礎的な構造と信仰理念を解明する遺構で、20世紀の考古学の大発見の一つとされる。多彩色の半人半植物女人像の柱と、彩色された壁画が特徴。王と王妃の棺が置かれた玄室の中央の墓室の壁には10体の女人像が彫られている。明かり取りがある丸天井にも壁画が施されている。このタイプのものは、トラキア地方では他に例を見ない。ギリシャや、さらに北の文化の影響を受けていたトラキアの一種族であるゲタイ人の文化を伝える貴重な例証。

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