シギショアラ歴史地区(Historic Centre of Sighişoara)の魅力・地図・行き方
ルーマニア中央部に位置するムレシュ県の都市シギショアラシギショアラには、要塞、民家、商店など、中世の街並みを今に残す美しい旧市街がある。1999年に世界遺産に登録されたこの旧市街は、トランシルヴァニア地方がハンガリー領となった11世紀、トランシルヴァニアのゼクセン人として知られるドイツ系の職人や聖人たちの手によって築かれた。15~16世紀の全盛期には15ものギルドをもつ城塞都市となり、中央ヨーロッパの商業的拠点となった。ギルドの名前が付けられた「仕立屋の塔」、「皮革加工職人の塔」、「靴職人の塔」など、9つの塔は今も現存しており、そのうち最も有名なのは14世紀に建てられた高さ64mの「時計の塔」である。時間に合わせて塔のなかから7つの人形が現れ、音楽に合わせて踊りだすからくり仕掛けとなっている。また、この地域には、ドラキュラ伯爵で有名なヴラッド・ツェペシュ領主の生家もあり、現在はレストランになっている。
都市 | シギショアラ |
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カテゴリー | 観光地 > 歴史的建造物 |
基本情報
公式サイト | http://www.cimec.ro/Monumente/unesco/UNESCOen/indexSighis.htm |
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最終更新日時 | 2025年02月12日 |
過去に見た施設
- シギショアラ歴史地区
(シギショアラ)