ルソン島北部のコルディエラ山脈の急斜面に広がる世界最大規模の棚田地帯で、「天国への階段」とも呼ばれている。約2000年前からイフガオ族によって作られてきたといわれており、総延長はバナウエの谷を覆う泥壁や石垣を含めると2万km以上に及んでいる。棚田の農道を兼ねた泥壁や石垣部分は30cmの幅ほどしかなく、人力による農作業は2000年もの間受け継がれて来た。棚田の高低差は1500mあり、1月の田植えから3月にかけて、鮮やかな緑色へと景観の変化が楽しめる。高床式住居に住む人々が、スペインやアメリカの統治下にありな