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JTB スポーツブログ YELL スポーツに寄り添い、楽しい未来を作り上げる。

2026.1.23

【現地レポート】東京2025デフリンピックに、JTB社員が選手として出場!きこえない・きこえにくい人たちのオリンピックに、JTBも参加してきました。

皆さん、こんにちは!JTBスポーツデスクです。
2025年11月14日(金)~11月26日(水)にかけて、「東京2025デフリンピック」が開催されました。JTBはこのデフリンピックを応援する「トータル・サポートメンバー」として、期間中には試合会場にブースを出展。また、JTBに所属する社員2名が、デフアスリートとして試合にも出場しました。国内初のデフリンピックがどのように盛り上がったのか、その様子をお届けします。

「東京2025デフリンピック」とは?

そもそも、この「デフリンピック」という単語に馴染みがない人もいるかもしれません。デフリンピックとはデフとオリンピックをかけ合わせた単語で、「デフ」とは「耳がきこえない」という意味を持ちます。つまりデフリンピックとは、耳がきこえない・きこえにくい人たちのために開催される、国際的なオリンピックなのです。

その歴史は古く、第1回の大会が開催されたのは1924年のこと。以降、情勢による延期などを除き、基本的には4年に一度、夏季大会と冬季大会が開催され、回を増すごとに大きな盛り上がりをみせてきました。

JTBがトータル・サポートメンバーになった理由

JTBでは、そんな東京2025デフリンピックをトータル・サポートメンバーとして支援してきました。それはJTBグループが「DEIBの推進」を理念として掲げているからです。

このDEIBとは、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)、Belonging(心理的安全性)を指す言葉。多様性のある人々が公平性と包括性を確立した場所で、それぞれの能力を発揮し、活躍する。そのためにも心理的安全性を確保した環境を作っていく――。そういった思いの下、JTBグループは持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。今回、東京2025デフリンピックのトータル・サポートメンバーになったのもその一環。きこえない・きこえにくいアスリートたちが輝くデフリンピックという場を、協賛企業のひとつとして盛り上げていきたい、という思いがありました。

出展ブースの様子は?

ここからは、現場での様子をお届けします。
東京2025デフリンピックは開会式当日からすでに大賑わい。東京体育館には大勢の観客が集まっていました。

私たちJTBも早速ブースの準備に取り掛かります。

ブースで配布した資料とノベルティ。デフリンピック仕様のじぇいとんもお出迎え

メールマガジンに登録頂いた方向けのノベルティやJTBが取り組んでいるDEIBについての資料を並べ、受け取ってもらえるかな、足を止めてもらえるかな、とドキドキしていると…

あっという間にブースの前は大混雑! 皆さん、JTBの取り組みにも興味を持ってくださっているようです。

ブースに立つのは、JTB社内でも手話ができる人たちばかり。なかには実際に耳がきこえない・きこえにくい当事者もいたことから、ブースの前では手話が飛び交います。

そのおかげか、手話で楽しそうにお喋りをしていくお客様も。きこえる人ときこえない・きこえにくい人とが、手話を介してつながる瞬間を目の当たりにし、ブースにいたスタッフも喜びを噛み締めました。

その後も、出展終了時間まで大勢のお客様が立ち寄ってくださいます。本当にありがとうございます!

JTB社員2名が日本代表に選出!

出展の合間には、開会式や試合の様子も楽しませていただきました。

式典前プログラム ヘブンアーティスト公演の様子(開会式)

会場の大きなディスプレイには手話通訳者が映し出されます。きこえる人ときこえない・きこえにくい人とが同じイベントを楽しむためには、こういった情報保障が必要不可欠です。逆にいえば、情報保障があれば同じ楽しさを共有できるのだと、と気付かされた瞬間でもあります。

日本選手団が登場すると、会場はより一層熱気に包まれました。

この選手団のなかに、実はJTBで働く仲間がいます!

ひとりは「オリエンテーリング」の辻悠佳選手、もうひとりは「女子バレーボール」の石原美海選手です。

辻悠佳選手

石原美海選手

女子バレーボールで、石原選手の活躍を目撃

女子バレーボールの準決勝戦が行われた日、石原選手の活躍を応援しにいってきました。

JTB大阪の教育事業部に所属する石原選手には、こんな横断幕も! 熱いメッセージがたくさん寄せられていて、石原選手が社内でも愛されていることが伝わってきます。

試合の前には、手話で国歌斉唱を。厳かな雰囲気のなか、皆が選手たちを見守ります。

リベロとしてひとりだけ色の違うユニフォームを着ているのが、石原選手。点を取るたびに、こうしてチームメイトたちと喜びを分かち合う姿が印象的です。

準決勝戦の結果は…3-2で日本の勝利! 無事、決勝へと進みました。
そしてなんと、後日行われた決勝戦では3-0でトルコを下し、堂々の金メダルに輝きました!

また、辻選手が出場していたオリエンテーリングではメダルこそ逃したものの、辻選手が6位に入賞。これは日本勢の最高成績だそうです!

石原選手も辻選手も、本当にお疲れ様でした!

東京2025デフリンピックを通して、私たちJTBグループはあらためてDEIBの大切さを噛み締めました。障害の有無や出自の違いによって格差が生まれないよう、これからもDEIBを推進しながら、自分たちにできることを見つめていきたいと思います。