皆さん、こんにちは!JTBスポーツデスクです。
今回は、2025年8月2日(土)・3日(日)に開催された、日本テレビホールディングス主催のイベント「汐留サマースクール2025」の様子をお届けします。イベントは、40を超える体験やステージが展開され、小学生世代の親子を中心に大盛況!JTBが出展したのは、プログラムの中でも注目を集めた「XRフェンシング」体験です。スポーツ観戦の未来を体験するコンテンツと、金メダリストでJTBアスリート社員の松山選手の登壇に、参加者達は大盛り上がりでした!
初日、会場には宇宙や防災、手作り工作、天気予報、スポーツ、お仕事体験…など様々なジャンルの企画ブースがあちこちに。夏休みの自由研究のヒントにも繋がるとあって午前中からイベントを楽しむたくさんの親子連れで賑わっていました。

今回お客様に体験していただいたのは、JTBとキヤノンが共同で開催する「XRフェンシング」です。フェンシング男子フルーレ日本代表金メダリスト・松山選手の華麗な技をデジタル化。MR(複合現実)デバイスを通じて、まるで目の前で試合が繰り広げられているかのような臨場感を体験できるというものです。

イベントでは松山恭助選手がステージに登場!子ども達が興味津々のまなざしで見つめるなか、インタビュー形式でたっぷりとフェンシング競技の魅力について語ってくれました。

初めてフェンシングに出会ったのは4歳の頃だとか。以来20年以上今も変わらず、ずっとフェンシングが大好きで、どんなに辛く苦しい時であっても「好き」がすべての原動力に繋がっているそう。

フェンシングの魅力は1対1で相手と対決する面白さとスピード感、技の応酬やその駆け引き。「XRフェンシング」では実際の剣の動きや技の応酬がデジタルで表現され、目で見ることができます。初めてでも迫力や楽しさを体感してもらえるのでは、と話してくれました。

インタビュー後の質問タイムでは「練習はどのくらい?」「お休みの日は何をしていますか」「金メダルが決まった瞬間の気持ちは?」など様々な質問が飛び交いました。技を決めるコツを質問したお子さんには、実際に剣を使ってのレクチャーまで。

松山選手は7月にジョージアで行われていた世界選手権から帰国したばかり。XRフェンシングを実際に体験してみて「360度あらゆる角度から、フェンシングを眺められるのは新しい体験。選手や対戦相手と同じ目線に立って試合の臨場感を得られるのがいいですよね」と話してくれました。XR技術であればよりリアルに、かつ気軽に体験できるので、フェンシング競技に興味を持つきっかけが新たに広がりそうです。

松山選手にお話を伺った後、いよいよ「XRフェンシング」の初体験へ。所要時間は3分ほどです。こちらの専用ゴーグルを両手で持って、現れる3D映像を楽しみます。

ドキドキしながらスタートを待っていると…

手元にある小さなテーブル上にミニチュアサイズの松山選手と対戦相手が登場!立体感があり本物さながらです。試合開始前に映像を通してフェンシングの種目の違いや簡単なルールも説明してくれます。

さらに目線をテーブルから広い空間へ移すと、等身大の選手の姿を見ることも可能です。まるで目の前で試合が繰り広げられているかのような臨場感!手を伸ばせば届きそう。技の軌道がデジタル化されるので、肉眼ではとらえきれない動きや技の迫力を見ることができます。

さらに通常ではあり得ない、あらゆる角度からスローモーションでじっくり観察


見事、松山選手の勝利!あっという間の3分間。華麗な技の数々に、思わず試合の世界観に入り込んでしまいました。

今までにない、この不思議なスポーツ体験。これを実現したのがキヤノン提供の最先端技術・MR(複合現実)システム「MREAL(エムリアル)」です。現実とCGを高精度に融合させることで、肉眼では捉えきれないスピード感あふれる剣の動きや、スロー再生や視点の切り替えを可能に。

選手の目線で試合を観戦できるなんて、なかなかない体験です…!

フェンシングに留まらず新しいスポーツ体験への活用が検討されており、スポーツ観戦スタイルの未来も広がりそう!JTBとキヤノンの共創で生まれた今回の体験、一般的な実用化はもう少し先とのことですが、XR技術を活用した新たな観光体験の創出やスポーツツーリズムの発展を目指しているそうで、今後の展開が楽しみです。
松山選手の登壇後は、それぞれツーショットなどで選手と写真撮影をお楽しみいただいたり、カードゲームなどのお土産をお渡ししたり、参加者の方々の笑顔あふれる和やかなイベントとなりました。暑いなかご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後も参加者の方々に楽しさと学びあるコンテンツを企画していきたいと思います!
XRフェンシングについての解説動画はこちら
【活用事例】フェンシング男子フルーレ団体日本代表 松山恭助選手のフェンシング競技をXRで体感【MREAL × MIRAI VALUE】【キヤノン公式】