ハートの島にある温泉旅館で多彩な湯と海の幸、アクティビティを満喫【三重県 風待ちの湯 福寿荘】

三重
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伊勢志摩最大級の庭園露天風呂「風待ちの湯」
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公開日:2025.06.30
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更新日:2025.06.30
的矢湾に浮かぶハートの形をしたわたかの島にある「風待ちの湯 福寿荘」は、海中から湧く自家源泉を使用した天然療養泉を多彩な湯で満喫できる温泉旅館。窓一面に海が広がる心地よい客室や、伊勢志摩の旬を迎えた新鮮な海の幸やブランド肉が存分に味わえる会席料理、自然とふれあえるアクティビティなど、心を解き放つ非日常の特別な時間が楽しめます。 また、ロマンチックな場所やプロポーズにふさわしいスポットなどを選定する全国的な地域活性化プロジェクトで、わたかの島が“恋人の聖地”に選ばれました。これは、海に囲まれたロケーションやカップルでのんびりとくつろげる空間が整っていることが認められた証でもあります。 庭園露天風呂「風待ちの湯」の前にある温泉神社には縁結びの神様が祀られているので、恋絵馬に願い事を書いて奉納すれば縁結びや恋愛成就のご利益が期待できるかもしれません。
JTB地域ナビゲーター 三重県担当 岡 朝香
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わたかの島の海沿いに建つ温泉宿「風待ちの湯 福寿荘」
まずは、わたかの島に渡る船に乗船して船旅からスタートしましょう。「風待ちの湯 福寿荘」でどのような時間を過ごすのか? 公式ホームページには、わたかの島の魅力と合わせて過ごし方も提案しているので、参考にしながら「風待ちの湯 福寿荘」を拠点にした旅のプランを考えてみたいですね。 <わたかの島での過ごし方はこちら> https://www.fukujyuso.co.jp/stay/
送迎船があるので「風待ちの湯 福寿荘」までのアクセスは快適
「風待ちの湯 福寿荘」までのアクセスは、近鉄鵜方駅から無料送迎バス(要予約)やタクシーで約15分のわたかの船乗り場で下車。送迎船(有料)に乗船し約3分の国府和部港で下船して徒歩約1分。車の場合は、伊勢自動車道伊勢ICから約45分、わたかの船乗り場の手前にある専用駐車場に入庫。徒歩約3分のわたかの船乗り場から乗船します。

大切な人と海を眺めながら快適に過ごせる多彩な客室

2024年8月にリニューアルした新客室、ウィリアム・モリスルーム
2024年4にリニューアルした和モダンの客室
「風待ちの湯 福寿荘」の客室は、的矢湾に面した窓一面に海が広がるタイプを中心に全63室あります。2024年には、イギリスのテキスタイル・デザイナー「ウィリアム・モリス」のパターンが随所に施された「ウィリアム・モリスルーム」と琉球畳のイ草の香りが心地よいミニテラスが付いた「和モダン」の新客室が登場。カップルやグループ、3世代の家族まで快適に過ごせる多彩な間取りと設えの客室が揃っています。
和洋室タイプと洋室タイプがある客室、みさき亭
中でもカップルにおすすめなのが「みさき亭」。特に2室限定の和洋室タイプには海に面した展望風呂があり、浴室からも豊かな海の表情を眺めながらバスタイムが楽しめるのが魅力です。12畳ほどのゆったりした広さがある洋室ツインタイプは、ベッドにシモンズ社製を採用。心地よい睡眠が期待できます。 また、夕食と朝食は同じフロアにあるみさき亭専用レストランで提供。全席がテーブル席のよりプライベート感がある落ち着いた空間なので、気兼ねなくゆったりと料理が味わえます。
ユニバーサルデザインで車椅子でも快適に過ごせる、海の見えるバルコニー付特別室
ほかにも、ゆっくりと海の眺望が楽しめるユニバーサルデザインが特徴の「海の見えるバルコニー付特別室」や10畳〜12畳の和室で5名・6名のグループや家族に最適な純和風の客室。2間の和室とリビングがある定員9名の「特別室」は部屋がシームレスにつながりながらも、個々人で気ままに過ごすこともできるので、2・3世代の家族旅行にぴったりです。25畳の和室に最大12名が宿泊できる大部屋もあるので、人数や目的に合わせて最適な客室を選びましょう。
12畳と6畳の和室2間にリビングルームを備えた特別室

伊勢志摩を代表する味覚が勢揃いの会席料理を満喫

伊勢志摩の旬の味覚が楽しめる、料理長特選「月替わり会席」(イメージ)
伊勢志摩は伊勢エビや的矢カキ、黒アワビに安乗フグなどの豊富な海の幸とブランド肉として全国的に知られる松阪牛など、贅沢な食材に恵まれているのが魅力。「風待ちの湯 福寿荘」では、旬を迎えた食材の味を最大限に活かした料理が並ぶ会席料理で味わえるので、美味満載の夕食を満喫しましょう。 選べるメニューは、旬の素材を月ごとに楽しめる料理長特選「月替わり会席」、伊勢エビと松阪牛が共演する「贅沢会席」、季節ごとに3種の食材が変わる「三大味覚会席」など。 一例を挙げると、「月替わり会席」には、伊勢エビのお造りやタイのかぶと煮、松阪牛の牛肉鍋、串揚げ天ぷら、三重県産コシヒカリを使った釜炊き味御飯など、美味満載の逸品が膳を彩ります。
伊勢エビと松坂牛がたっぷり味わえる「贅沢会席」(イメージ)
そこで気になるのが、伊勢エビと松阪牛が味わえる「月替わり会席」と「贅沢会席」の違いですが、写真を比べてみると明らかです。「贅沢会席」では、伊勢エビのお造りがひとりに一尾付き、松阪牛のボリュームもアップ! そのほかに使用する食材もグレードアップするので、名前のとおり贅沢三昧の会席料理となります。
期間限定のメニュー「冬の三大味覚会席」(イメージ)
また、人気が高い「三大味覚会席」ですが、4月からは伊勢エビのお造りとアワビの踊り焼きに松阪牛の牛鍋の組み合わせとなり、11月からアワビと松阪牛が冬の味覚を代表するカキとフグに変わります。料理との相性が抜群の三重の地酒や地ビールも揃っているので合わせて楽しみましょう。 朝食は、かますの干物やサバの味噌煮など海の幸を中心に、定番の卵焼きや野菜蒸しなどやさしい味がカラダを元気に目覚めさせてくれます。
漁師町ならではの魚介を中心とした朝ごはん(イメージ)

バラエティ豊かな露天風呂と海が一望の展望大浴場で温泉三昧

多彩な湯が男女入替制で楽しめる庭園露天風呂「風待ちの湯」
「風待ちの湯 福寿荘」の温泉は、1階の庭園露天風呂「風待ちの湯」と6階に展望大浴場「的矢の湾・志摩の湾」があり、趣がまったく異なる湯に浸かれます。自家源泉を使用した天然療養泉は無色透明で、肌にやさしく保温効果が高いのが特徴。2つの温泉施設をめぐりながら存分に湯浴みを楽しみたいですね。 木々に囲まれた庭園露天風呂「風待ちの湯」には、ヒノキ風呂や岩風呂、寝湯、打たせ湯、歩行湯と多彩な露天風呂を配置。2つに区切られた庭園露天風呂は朝と夕方で男女が入れ替わるので、四季折々の表情を魅せる景色を眺めながらすべての露天風呂に入ることができます。 入浴後は庭園露天風呂入口の湯上り処で、「風待ちの湯 福寿荘」名物の自家製ハーブティと手作りスイーツのおもてなしを味わい、火照ったカラダを冷ましながらリフレッシュしましょう。
的矢湾から安乗岬まで見渡せる展望大浴場
最上階ならではの開放感にあふれた展望大浴場「的矢の湾」と「志摩の湾」は、庭園露天風呂と同じように朝と夕方の男女入替制。晴れた朝には湯船に浸かりながら水平線から昇る朝日が望め、青空と海のコントラストが美しい昼間は行き交う船や遠くの安乗岬まで見渡せ、幻想的なサンセットや星空など、時間帯でさまざまな景色が楽しめます。天然療養泉は胃腸の活性化を促すともいわれていることから、湯上がり処には飲泉所もあります。
夫婦やカップルにおすすめの貸切風呂「花」
また、周囲を気にせずプライベートな温泉タイムを過ごしたい場合は、2つの貸切風呂(有料)がおすすめです。花びらを模した石風呂の「花」とヒノキ風呂の「海」は広さや佇まいが違うので、人数や楽しみ方で選びましょう。ただし、事前予約制ではなく、チェックイン時の先着順なので、「風待ちの湯 福寿荘」に到着したら予約を忘れずに。
家族やグループで入りたい貸切風呂「海」

海に囲まれたわたかの島で自然と一緒に遊ぼう

波静かな港の堤防で魚釣りをしながらリラックス
わたかの島は周囲約7kmの小さな島。日の出から夜景までさまざまに変化する景色を眺めながら散策したり、波が静かな海でSUPを体験したり、夜空に煌めく星空を観察したり、自然の中でいろいろなアクティビティが楽しめます。 なかでも気軽に楽しめる釣り体験は人気が高く、その秘密は「風待ちの湯 福寿荘」の目の前にある堤防が“天然の釣り堀”と言われるほど釣果が期待できるから。年間を通して釣れるアイナメやカサゴのほか、春は黒ダイ、夏はアジやスズキ、秋はカレイなどが狙えるそうです。 海釣りセット(有料)の貸出しや釣れた魚を調理(有料、焼き魚のみ)して食事の際に用意してくれるので、料理の一品を目指して海に糸を垂らしてみましょう。
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