旅プリカ

2018年3月14日更新

新潟の酒処 越州 京橋店
「東京にいながら新潟を堪能できる店」

久々に都内のお店へ訪問です。今回は「越州 京橋店」さんで新潟の旬な食材と銘酒「久保田」を頂いてきました。

東京駅・銀座の繁華街からも徒歩圏内でアクセスも良く、店内は明るく綺麗な造りになっています。また個室・カウンター席など多様なニーズにも柔軟にご対応いただける作りになっており、今回はプライベート感のある小個室にご案内頂きました。料理は「越州コース」(3,800円税込)です。このメニューは2月末までの限定ですが、季節ごとに変わる各種コースがご用意されていますので、詳しくはお店にお問い合わせください。

着席すると、お猪口1杯の「久保田百寿」が出てきました。「越州」さんでは必ず乾杯用にお猪口1杯のお酒(銘柄は日替わり)をご用意頂けます。「乾杯は日本酒で」という日本酒の名産地新潟ならではの計らいです。まずは前菜。筋子おろし・ローストビーフ・鯛の煮こごりの3点盛り。筋子おろしと鯛の煮こごりは日本酒に合うことは言わずもがなですが、なぜ「ローストビーフ?」かと思いきや、合うんです、日本酒に。実はローストビーフの下に「漬物」が隠れていて、一緒に食べると日本酒に合う料理に大変身!それもそのはず。この漬物は「久保田」の酒粕で漬けたお漬物とのこと。やばい!これはお酒が進んでしまう。

ということで、「久保田の利き酒セット」(2,750円税別)をお願いしてしまいした。
この「利き酒セット」はお猪口5つ(+「久保田」の生酒の試飲お猪口)は、久保田の百寿〜万寿を飲み比べできるお得なセットです。これで十分「久保田」を堪能できます!おすすめです!

利き酒セットにあわせて、お造りを頂きました。こちらも新鮮で、ますます日本酒が進みます。
続いて、赤魚の酒蔵焼き。朝日酒造の酒粕で漬けた赤魚をふんわり焼き上げていて、十分なボリュームです。このあたりで腹八分目です。
お腹が耐えられるか心配していると、優しい味の鶏豆腐。豆腐にも優しい味がしみていて美味しい!店長からお伺いしましたが、「どうやったら日本酒にあう料理が提供できるか、日々試行錯誤をされている」とのこと。
美味しいものを提供されようとする心意気が感じられました。 〆は越州そばです。大人がお酒を飲みながら頂くにはちょうど良いボリュームです。

「越州」さんは、銘酒「久保田」を代表とする新潟の酒造「朝日酒造」の直営店で、「久保田」も全種類、それ以外にも朝日酒造の希少価値のある日本酒を取り揃えるお店です。今回お邪魔した「京橋店」以外にも都内で4店舗、新潟に6店舗直営店を展開されています。

東京でも、新潟でも、 「朝日酒造」直営ならではの食事と日本酒を是非ご堪能下さい。


2018年2月14日更新

京念珠専門店 森信三郎商舗
京都ならではの専門店、せっかくならば一生ものを

飲食店を多く紹介してきたこの特集ですが、旅プリカ特約店の中にはその地域ならではの専門店もあります。
今回は、特約店の中から古都京都ならではのお数珠(念珠)の専門店「森信三郎商舗」をご紹介します。
(京都の仏具屋さんでは念珠というのが一般的だそうですが、ここでは『数珠』で記します)

「担当者」も数珠は持っているものの、お店のご主人、森さんから数珠に関するお話を伺い、「へぇ…」「ほぉ…」「そうなんだぁ…」と改めて数珠に対して意識を新たにしました。

『数珠は仏様を敬うものであり、またアクセサリーでもある』
正直驚きました。ご主人の話では、仏式の弔事や法事の際、服装やネックレス等は黒や真珠等に限定されるのに対して、数珠については制約がないので、唯一自分を主張できるアイテムなんだそうです。数珠玉のほか、房のデザインの違いなどで素人目には同じように見える数珠でも希少性(もちろんお値段も)が大きく違うそうです。そして、京都では複数の数珠をお持ちの方も珍しくないそうです。
(下記、水晶玉の数珠の写真ですが、右と左ではお値段が倍違います)

『修理も、改造も、オーダーメイドもできます』
真珠や水晶などの専門店でも数珠を売っていたりしますが、数珠玉を繋ぐ『中紐』が十分な強度を持たないものだったり、房が数珠玉と釣り合っていないもの、数珠の様式に則っていないものがあるそうです(実際に見せていただきました)。そうは言っても、数珠玉自体に愛着がある場合には、中紐や房の部分を含めて『気に入っている数珠玉』をそのまま生かす形の修理・改造も請け負っていただけるそうです。

『宗派別の数珠の様式があります』
信心深い方には言われるまでもない話なのでしょうが、宗派毎に数珠の様式があるそうです。一般的には『略式数珠』という片持ち数珠で良いそうですが、もしご興味があればご自身の宗派の数珠を買い増すのも良いかと。なお、訪問先の宗派が異なっても、ご自身の数珠の様式(宗派)は合わせなくても良いのだそうです。

ということで、初めて伺ったお数珠の専門店『森信三郎商舗』さん。京都駅の烏丸口改札から歩いて7分ほど、駅前から烏丸通を真っ直ぐ北上し、東本願寺のお向かいにあります。京都駅で少し時間が余ったならちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?

色とりどりな「念珠袋」も500円からご用意されています。ちょっとした小物入れにも活用できそうですよ。


2018年1月17日更新

神戸牛ステーキ ヘンリー亭
「たまにはガッツリいってみよう!」

肉です!肉。神戸ビーフ®!
神戸の元町商店街五丁目の角にある、『神戸牛ステーキ ヘンリー亭』に行ってきました。

神戸ビーフ®、安くはありません。でも、お手頃価格でお肉を楽しんでいただくことを目指しているヘンリー亭さんで、サーロインステーキ200gを10,800円でガッツリいただいてきました。

美味しそうでしょ?
美味しいんです。ステーキはこれぐらいのボリュームを食べないと「食った〜っ」っていう感じにならないんです。

ヘンリー亭さんでは、お箸で食事を楽しんでいただけるよう、ステーキでも最初からナイフを入れて出しています。それでも一切れが大人の口にぴったり収まる感じで、ちょうど良いんです。お肉を噛みしめる感覚が楽しめるんです。

ステーキでもこんなにいっぱいはいらないという方、基本メニューでは120g 6,800円から用意されています(ごはん・味噌汁・サラダ付)。また、ステーキじゃない神戸ビーフ®を楽しみたいという方には、「たたき」が1,800円、炙り寿司が三貫1,500円から用意されていますから、ちょっとだけ食べてみたいという時にもおすすめです。

ヘンリー亭さんは、カジュアルにご利用いただけるお店なので、肩ひじ張らずにおひとり様でもOK(出張族にもおすすめ!)。神戸ビーフ®以外のハンバーグやお弁当等お財布にやさしいメニューもありますので、家族連れでもお楽しみいただけますよ。


2017年12月13日更新

海鮮レストラン四季庵 米子店
「境港に揚がった新鮮なお魚をカジュアルに、お手頃に」

「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な境港から米子市街に向かう県道317号線(外浜産業道路)沿いにある「海鮮レストラン四季庵」米子店さん。「担当者行ってきました」ではいままで繁華街にあるお店を多く取り上げてきましたが、今回は車でのご利用が便利な郊外型のお店をご紹介します。

四季庵さんは、米子や松江に和食店を展開されており、東京銀座にも山陰の食材を用いた和食店を開いているのですが、その中でも「海鮮レストラン四季庵」は、カジュアルにお手軽に魚料理をお楽しみいただけるお店です。

今回はあまり取材に時間を掛けることができませんでしたので、店長おすすめの「四季庵御膳」2,980円(税別)をドンっと食べてまいりました。

お料理は、お膳に載ったお刺身・天麩羅の他、別皿で「本日の煮付け」、デザート(この日は渋皮栗アイスでした)がいただけます。

この日のお刺身はマグロの他、地元の名産「白いか」・ブリ・鯛・ウニ・海老が載っており、これだけでも十分豪華な「刺身定食」です。さらに、煮付けでいただいた地元産のアカガレイは、普段は煮付けカレイが好きじゃない(正直、嫌いに近い)担当者も、これならいつでも食べたいと思い直した旨さ(魚の旨さだけでなく、ちょうど良い塩梅の味付け!)に本当に感動しました。なお、煮付けの魚は日替わりなので何時でもアカガレイというわけではないそうです。

11月〜2月に掛けては「ふぐメニュー」が用意されます。てっさ・てっちり(小鍋)がついた「とらふぐ御膳」も2,980円でお楽しみいただけますので、冬の山陰にお出かけの際には、カニだけではなくぜひ「ふぐ」もお楽しみください。

ところで、店内はテーブル席と個室になるお座敷席があって、予約をすれば人数に合わせて個室をご利用いただけます。せっかくの旅先で美味しい魚料理を食べたいけど、高級店では気が引けるし、かといってオープン席では食事が楽しめないといった、小さなお子様連れのお母さん、米子・境港や出雲・松江のご旅行に際して覚えておいてくださいね。


2017年11月15日更新

鹿児島 和心創楽 櫻壽
「秋の味覚満載の10月グルメコース(全9品)をいただいて来ました」

スタッフの元気な挨拶に迎えられ、茶色を基調としたシックな雰囲気のお店に期待が膨らみます。抑えた色目のパステルカラーの椅子が、大人かわいい感じです。
席に着くと、敷紙には1枚づつウィットにとんだ文言が印刷されていて、それぞれの文言を比べてわいわい話が弾むこと請け合いです。

さて、1品目の先付ですが、「ブロッコリー山芋しらす和え」「胡麻豆腐」「秋刀魚梅煮」の3品です。
秋刀魚は梅で軟らかく煮てあり、骨までおいしくいただきました。
胡麻豆腐には海苔のソースがかかっていて、胡麻と海苔の甘味がとても合うんですね。

次にお造りが出てきましたが、秋太郎・鯛・鮭・鰤・水いか・甘えびと盛り沢山!
これに鹿児島らしくきびなごが加わり、さらに華やかです。
ぷりぷりと新鮮で歯ごたえ抜群。土佐醤油が魚の旨みを引き立てます。

3品目は「戻り鰹のたたき」オニオンスライス・貝割れ・ワカメを加え、黒酢ドレッシングのサラダ仕立てで出て来ました。なんとここにキムチも入っているんです。
これが実にいいアクセントになっているんですね。実は鰹のたたきが苦手な私も大変美味しく食べることができました。おかわりしたいぐらいでした。

お造り・鰹のたたきを食べている間に、一人用コンロに火が付けられ、その上には「松茸の土瓶蒸し」。鯛の上品な出汁と松茸の香りを存分に楽しめる一品です。
土瓶も鹿児島の「黒ジョカ」風なんです。素敵な演出ですね。

次にお肉料理が出て来ました。「牛ハラミと椎茸のステーキ」です。
牛ハラミは全くクセがなく、弾力に富んだ噛みごたえ。椎茸はふっくらと柔らかくて甘辛いバター醤油ソースが良くからんでとても美味しいです。

すでにお腹いっぱいですが、次に煮物が出て来ました。しめじ・舞茸など秋のきのこが満載。大根に味がしみていて、とても幸せな気分になりました。

さらに、7品目は秋太郎メンチと里芋の一口コロッケ。里芋のネットリ感がたまりません。

締めは「松茸ごはん」。土鍋で炊いているので、ふっくら。お米もつやつや。 口の中いっぱいに松茸の香りが広がります。

最後のデザートは鹿児島の秋らしく「薩摩芋プリン」。上に凍った苺が乗せてあります。 薩摩芋の甘さと凍った苺の酸味が絶妙のバランス。女子で嫌いな人はいませんね。

今回は10月限定の秋の味覚満載のコース¥3,500でしたが、コースは¥2,500からあり、鹿児島の食材を使ったメニューも多数用意されています。
しっかりとした和食の基本があるからこそできる新たなアレンジ料理が大変評判なお店です。飲み放題コースも¥1,500からありますので、予約の際にご相談下さい。


2017年10月11日更新

櫓庵治 佐賀店
「ゆったり落ち着いた雰囲気のなかで、旬の佐賀の味を召し上がれ」

佐賀駅の北側、駅からタクシーで2メーター程の住宅街にある櫓庵治(ろあじ)佐賀店に伺ってきました。
本店は伊万里市にある櫓庵治さんは、和食居酒屋と謳っているものの、ご家族連れや商談でもご利用いただける、ゆったりお食事が楽しめる和食店です。

今回は、夜の「さがのコース」4,770円(税別)をいただいてきました。

最初に出されるのは前菜・お造り・お鍋の三品。
前菜はどれも凝ったお料理で、手前のクラッカーにのっているのは燻製のサバを炙ったもの。お鍋の出汁も含めて薄めの味付けで、お酒を飲まれる方なら、がんがんビールを飲むというより、品揃え豊かなワインや日本酒を楽しむのにぴったり。

焼き物は米茄子の上にカマスを載せてチーズと絡めたクリーム焼き。けっこうボリュームがあるので、小食の方は最後の炊き込みご飯が食べられるよう、お腹と相談しながらお召し上がりください。
お肉料理は地元伊万里牛のステーキをイチジクの赤ワインソースで。ソースが甘めなので甘いものが得意でない方は、あらかじめソースのリクエストをお願いしてくださいね。せっかくの美味しいお肉をしっかりと召し上がっていただきたいので…。

揚げ物は、蕎麦の実を包んだスティックと、舞茸。蕎麦の実のスティックは初めての食感で、是非お試しあれ。

最後は、甘鯛の炊き込みご飯。写真の土鍋はいつもの通り二人前の写真です。また、一緒に提供されたあおさ汁は甘めのお味噌汁で、私としては初体験の味でした。
(お店の方に伺ったところ佐賀では一般的な味付けだそうで、私の経験不足もありますが、ご存じない方はこのあおさ汁も是非お楽しみに)

デザートは栗と安納芋のクリームがのったアイスクリームでした。

今年夏、JALの国際線ファーストクラスの和食メニューのプロデュースもした櫓庵治さん。旅プリカ特約店としては、この佐賀店と佐世保店が参画しています。佐世保店さんは魚介系を中心としたメニュー展開をされています。それぞれ地元の食材を使った和食を提供されていますので、ご旅行の際にはぜひお食事先の候補としてご検討ください。


2017年9月13日更新

旭川 旬肉と旬菜 とはち
「大地のめぐみを召し上がれ!」

今回は、旭川のお肉料理の店『旬肉と旬菜 とはち』でトマトすき焼きのコースをいただいてきました。

そもそもこのお店、旭川の食肉加工会社が出資しているので、美味しいお肉が食べられます。ですが、今回このお店をご紹介するのはメインのお肉だけではなく、北海道産の農産物も素材の良さを活かして提供しているからなんです。

今回、コース(税込4,000円)の先付で出てきたのは牛肉の三種盛り。左から『アキレス腱の和え物』『牛タンの冷製醤油漬け』『ハチノスの中華和え』。アキレス腱が出てくるあたり、やはり食肉加工会社と繋がっているからこそ。ちなみにアキレス腱はクラゲのような透明な食材で、教えてもらわないとわかりません。
次のメニューは、留萌産のベビーリーフのサラダ。写真がないのですが、実はこのサラダ、ドレッシング(酢)は使っておらず、オリーブオイルとハーブソルトだけで味付けされているので、ベビーリーフの甘みがすごく良くわかります。 三番目の食材は、中札内(十勝)産の黒豆の枝豆。粒がとっても大きくて、食べごたえあり。
そして、メインの直前に出てきたのが富良野産じゃがいものフライドポテト。訪問時には新じゃがを使っていたので、食べ慣れている「ほくほく」したフライドポテトとは違い、「しっとり・ねっとり」という感じの食感。じゃがいもの濃さを味わえる一品でした。

そしてメインの「トマトすき焼き」。写真は二人前です。
出てきたときのお鍋の見た目も素敵ですが、今まで食べたことのない食味に驚き。『トマトをお肉で巻いて食べてくださいね、あと、溶き卵で少しトマトを冷まさないとやけどしますよ』と言われ、ふ〜ふ〜と冷ましながら食べましたが、「旨い〜っ!」。完熟ではないトマトの甘酸っぱさと割り下の甘さの微妙なバランス、それを包んだ柔らかい牛肉の食感が堪りません。正直に言います。二人前食べ切りました。もっと食べたかったです。 〆には、スープが残った鍋に米粉麺を投入、パルメザンチーズをたっぷり絡めていただきましたが、もうお腹いっぱい。(写真はありませんが、最後にはデザートもでてきます。)

東京にトマトすき焼きの有名店があるようですが、残念ながら担当者はまだ行ったことがないので比較できません。けれども、「とはち」さんの『トマトすき焼き』、皆様が旭川に出向いた際には、ぜひお試しいただければと思います。

最初に出てきた枝豆もフライドポテトも写真は一人前。少食の方は、ペース配分を考えないとすき焼きや〆の麺が食べきれないかもしれませんから、お店の方に最初に相談してくださいね。

お酒がお好きな方は飲み放題メニューも1,500円から用意されていますので、予約の際に相談を。


2017年8月9日更新

沖縄料理 ちぬまん(国際通り牧志店)
「島唄三線ライブと沖縄料理を心ゆくまで楽しむ」

今回は沖縄の中心、那覇市・国際通りにある『沖縄料理 ちぬまん(国際通り牧志店)』に行ってきました。

連日続く暑さにバテ気味でしたので、今回はさっぱり系の肴や旬の食材を使った料理を中心にチョイスしていきました。
オリオンビールで乾杯した後、最初に出されたのは「もずく酢」です。こちらのもずくは沖縄県産で、しっかりとした磯の香りが酸っぱさと交わり、とてもさわやかな味でした。 そして沖縄を代表する島野菜「島らっきょう」の塩漬け。シャキシャキとした歯ごたえと辛みにビールが進みます。
続いては「沖縄天婦羅盛り合わせ」をいただきました。ゴーヤー、もずく、白身魚など沖縄の特産物を一度に味わえてボリュームも満点です。本土の天ぷらとは違い、衣が厚めなのが特徴。衣にも味がついているのでそのままでも美味しかったです。その他には沖縄料理の定番「ゴーヤーチャンプル」。これを食べなければ帰れません!ゴーヤーの特徴である苦みを卵がマイルドにし、そこにスパムの塩辛さが交わり安定した美味しさでした。

20:00になり、ついに島唄三線ライブが始まりました。軽快な太鼓のリズムと三線のメロディが演奏され出すと、至る所から手拍子が始まり、店内がどんどん盛り上がっていきます。そして曲が進むにつれ、次第に両手を上げて立ちあがり踊り出すお客さん達。お隣同士で自然と乾杯をしてしまいます。食事と音楽を全力で楽しめるこのスタイルはなかなか体験できるものではありません。本当に楽しい時間です。
島唄三線ライブは、毎日3回 (19:00〜、20:00〜、21:00〜)開催されるとのことです。あまりの楽しさにこの日は3回目のライブも踊ってしまいました。

席へ戻ると今回の目玉料理が登場!「地魚のバター焼き」です。この日の魚は、沖縄県産のシューマチ(和名:アオダイ)でしたが、すごく大きいのに1,280円(税抜)というコストパフォーマンス。テーブルの周りではバターの香りが漂い食欲をそそります。鉄板のお皿いっぱいに乗ったシューマチは、白身でホロホロし、食べだすと箸が止まりませんでした。

〆のデザートは、『黒蜜きな粉のジーマーミプリン風』と『紅イモアイスのちんすこう添え』を注文しました。

今回は、最初から最後まで沖縄らしさ満点でした。旅行者の方はもちろん、ビジネスマンなどひとりでも入りやすいおすすめのお店です。またドリンクについても泡盛をはじめ、トロピカルなお酒からノンアルコールカクテルまで、数多く揃っていました。

美味しい沖縄料理と島唄ライブを楽しみたい方にぜひおすすめしたいお店の一つです。


2017年6月28日更新

仙台 古々がみそ(ここがみそ)一番町店
「宮城の海の幸・山の幸を、仙台のお店だからできるコストバリューで」

今回は、仙台の繁華街、「一番町アーケード」と「国分町通り」の間にある『古々がみそ(ここがみそ)一番町店』に行ってきました。

今回のお店は、特に旅行者の皆様におすすめします!

写真の牡蠣は石巻・雄勝産「夢牡蠣」の四年もの。箸ですくい上げること自体が難しく、男性の口でもなかなか一口で頬張るのが難しいサイズ。奥の先付の一番右側の小皿に載っているのは実は「ほや」。最初は何かを聞かずに食べた担当者(ほや嫌い)ですが、これは美味かったです。(これなら食べられる!と感動しました)
続いて、お刺身のご紹介。奥に鎮座するのがボタン海老、その手前が金華サバ。そして初鰹に天然鯛とカンパチ。こちらのお店では店名通り、味噌にもこだわっており、エビやサバは酢味噌(手前の小皿の中央、ゴマが載っています)でおすすめしています。

そして、牛タン。『仙台味噌で漬け込んでいます』と聞いていたので、勝手に濃い味を想像していたのですが、実際には味噌の風味はほんのりで、本来のお肉の味を味わうことができる牛タンでした。
最後のお皿、吉次(キンキ)の煮つけは、吉次の脂がほどよく残った味付けで、ペロッと食べてしまいました。(吉次の煮つけは単品メニューでは用意されていないので、事前に予約が必要です)
食事の最後は「はらこめし」。写真の土鍋は二人前ですが、ここまでの料理のボリュームがあったので、はらこめしは写真の半分でも食べきれませんでした。
そして最後のデザート。最中の中のアイスは味噌バニラ。そしてずんだ餅。

今回はお料理だけで5,000円の内容でしたが、振り返ると、あのサイズの牡蠣やボタン海老、牛タン・吉次の煮つけ・はらこめしと、東京で普通に食べたらとてもこの金額では収まりません。
また、お酒がお好きな方は追加料金2,000円で、宮城の地酒18種類がお楽しみいただけます。(その他焼酎・ビール等も含まれます)

海産物ならお寿司屋さん、牛タンなら専門店が充実している仙台の飲食店ですが、このお店なら素材を含めていっぺんにお楽しみいただけます。


2017年6月7日更新

法善寺横丁 やき然
「情緒あふれる法善寺横丁で大阪名物を食す」

法善寺横丁は難波から徒歩2〜3分の、夫婦善哉で有名な場所。夕方になると提灯が灯り、道頓堀の喧騒とは少し趣が違い、情緒たっぷり。その横丁の中のある、お好み焼きを中心とした、大阪の名物料理の店です。

1階はカウンター、2階はテーブル席のこじんまりとしたお店。
営業時間は、昼は15時まで、夜17時からで、18:00頃の訪問の時には1階カウンターは満席。夜はご予約されることをおススメします。最近は海外からのお客様からも人気です。

今回はアラカルトで、@ほたてとベーコンの串、A大阪名物どて焼き、Bお店のイチ押しモダン焼き(お好み焼き)を頂きました。 目の前の鉄板で焼いており頂ける食事は常にアツアツ。どて焼きにはなぜか生のきゅうり入り!意外な組み合わせだが、どて焼きのこってり感を緩和してくれます。次第に火が通ることで、程よく甘みがついてきゅうりもおいしいです。個人的には「白みそ」のこのどて焼きには日本酒が合うのではと思いつつ・・・取材にならなくなると思い泣く泣く断念しました。
もちろんモダン焼きもアツアツで絶品です。こちらはビールにぴったり!しかも1,150円でこのボリュームは大満足。大阪名物ネギ焼きもおススメです。今回は満腹のため断念したが、次回はぜひチャレンジしたいです!

サラリーマンの出張での食事にもおススメですが、ボリューム満点なのでグループで訪問し、名物料理を分けながら、ハフハフしてみてはいかがでしょうか?


2017年5月29日更新

北海道産酒BARかま田 
「道都札幌で道内産すべてのお酒が楽しめます」

札幌 東急REIホテル(旧称東急イン)から歩いて5分ほど、屋上観覧車が目印のノルベサのはす向かいの「MYプラザビル」8階にある、北海道産酒BARかま田。魅力は何と言っても種類豊富なお酒!道産地ビールだけでなんと30種類!道内すべての蔵元から取り寄せる日本酒や、道産ワイン、ウィスキーの他、道産の焼酎も100種類を超える圧巻の品揃え。北海道のお酒を楽しみたい方にぜひ一度ご利用いただきたいお店です。

BARですが、フードメニューも充実しており、前日までに予約すれば一次会会場としてもご満足いただける食事も用意いただけます。フードメニューはお酒を楽しんでもらうために食材もすべて北海道産というこだわりよう!(オリーブオイルだけは違うそうですが…)
写真のおつまみ、右手前は自家製いぶりがっこにクリームチーズを挟んだもの。秋田のいぶりがっこではなく、いったん糀でべったら漬けで味付けした大根を燻製しており、程よく水分がのこった大根とクリームチーズの相性が日本酒にぴったり。奥は塩辛に見えますが、実はイカの沖付け。焼酎のロックにも合います。

スタッフの皆さんは全員利き酒師の資格を持っていますので、自分の好みを伝えれば、ジャンルを問わずぴったりのお酒とおつまみをおすすめしてもらえます。
BARというとお酒を知らないと入りづらいと思われがちですが、ここは違います。道産のお酒を知ってもらうためのお店ですので、気兼ねなくご利用ください。(お通しチャージ500円です)

最後に… お店の周りには締めのラーメンが楽しめるラーメン屋さんがいっぱいあります。


2017年5月23日更新

道の駅とみうら 枇杷倶楽部
「名産びわ商品を堪能できる南房総の情報発信基地」

全国道の駅グランプリで最優秀賞を受賞したことのある、全国を代表する道の駅とみうら 枇杷倶楽部。房総半島を旅行する際の拠点として心強いスポットです。訪問した当日も広い駐車場でアクセスしやすいため、たくさんの観光客でにぎわっていました。

富浦の特産として有名なびわ。皇室にも献上している房州びわや、びわカレー、びわドレッシング、びわボディーソープなど、とにかくびわづくしのお土産が取り揃えられています。はじめて見るものがたくさんあってついつい見入ってしまいました!びわの魅力と効能にあらためて感心しました。もちろんびわ商品だけではなく、様々な南房総や千葉県内の特産品も多数取り揃えています。

同僚へのお土産に、びわがまるごと入ったびわゼリーとびわ寒天を購入しました!


2017年5月16日更新

横浜元町 霧笛楼
「横浜の歴史とともに歩むフレンチレストラン」

横浜元町にある1981年開業のフレンチレストラン。
訪れたのは3月の平日のお昼過ぎ。お天気も良く、散策がてらのお客様で混みあっていました。
元町の目抜き通りの1本裏に佇む「港町 横浜」をイメージする洋館は、異国情緒漂う佇まい。店内も落ち着いた雰囲気で「贅沢な時間」を演出しています。
今回は5500円(税サ別)の期間限定の春メニューのランチコースをいただきました。ランチコースは他にも3500円から用意されています。いずれのお料理も、地産地消にこだわる料理長が厳選した神奈川で取れた食材を多く使用されていました。
テーブルウェアにも地産地消の考え方を取り入れ、横浜(元町)にちなんだ食器(霧笛楼用に作成された食器)を多く利用しています。個性ある絵皿や特徴的な色合いが、お料理を華やかに演出します、お料理を目でも楽しむことができた、贅沢なひとときでした。


2017年3月24日更新

東京都 カーンケバブビリヤニ

お店は銀座博品館のビル6階にあり、新橋駅から約徒歩5分。店内に入るとすぐにスパイスの香りで満ちていて食欲をそそります。月曜日の19時の時点でほぼ満席の状態の人気店です。
今回は3,990円の飲み放題付きコース料理を注文。注文時に辛さのオーダー(マイルドORスパイシー)を確認してくれるので辛いのが苦手な方でも大丈夫です。
全13品もあってとても豪華でボリューム満点。全ての品が日本人の好みにあった味付けの料理でお酒との相性も抜群!
飲み放題メニューのなかにはラッシーをベースとしたカクテルが数種類あり、辛いものを食べたあとの口直しにぴったり。

店名にもなっている名物「ビリヤニ」はスパイシーで、辛い物が好きな方に特におすすめ。最初はそのまま食べて、途中からヨーグルトのソースをかけて食べると、さらにコクと香りが引き立ちます。これを目当てにランチタイムも盛況だとか。
締め料理は二種類のカレーと二種類の焼きたてナン。カレーは辛さをマイルドにすればお子様でも大丈夫です。ナンは食べ放題という至れりつくせりのサービスです。


2017年3月6日更新

吉祥寺聘珍樓
「本格中国料理を個室利用で家族水入らずで」

横浜中華街に本店がある聘珍樓。本店は店構えも立派で、家族で食事といってもどこか肩肘張ってしまいそうですが、吉祥寺聘珍樓なら個室も多く用意されているので、他人の目を気にせずリラックスして本格中国料理を食べられます。
個室利用といっても、コースメニューを頼まない席だけの予約で、お料理は当日のアラカルト注文で問題ありません!
写真のメニュー(6品+ごはん ごはんはお代わり自由!)で5,500円。エビチリや叉焼はみんなで取り分けられるので、家族4人で利用しても1万円以下で十分楽しめますよ〜。
お皿料理はみんなでシェアして、点心は一人ひとりお好みで。聘珍樓の点心は全店共通のメニューの他、各店オリジナルの「おすすめ点心」が用意されているので、こちらも是非試す価値ありです。
もし注文しすぎて食べきれなかったら、容器を用意してもらえますから、持ち帰りOK。

予算に余裕があるならば、3月までの限定メニュー「今月の壺蒸しスープ」(税込3,672円2日前までの予約必須)や「料理長おまかせコース」(税込10,000円 要予約)がお薦め。壺蒸しスープは素材の味を一人前ずつじっくり抽出するため、当日の注文では用意ができないとのこと。料理長おまかせコースも利用日毎に旬の素材を選んで組み立てるので、品数や内容は決まっていません。苦手な食材がある場合には予約の際に伝えてください。

駅から歩いて5分の交通至便な立地の吉祥寺聘珍樓。新宿からも中央線で15分。東京へご旅行でお越しの方にもお薦めです!