概要・エピソード
国内に雲海スポットは数多くありますが、新潟県の枝折峠で見られる雲海は、ただの雲海ではありません。湧き出した雲が山々を越えてまるで滝のように流れ落ちる、「滝雲」と呼ばれるものです。枝折峠は日本百名山や越後三山に数えられる越後駒ケ岳の登山口がある場所です。雲海スポットである枝折峠駐車場の標高は1,065m。ここで雲海が見られるのは、6月中下旬~11月上旬にかけての早朝、日の出前後の時間帯だけです。早朝に奥只見湖から湧き出した雲が谷間を覆う様子は、まるで真っ白な湖のようです。やがて雲は谷間からあふれだし、稜線を越えて山裾へと流れ落ちていきます。雲海の発生条件は、早朝であること、晴れの日、前日からの気温差が大きいこと、適度な風があること、そして運。季節によっては紅葉に色づく山を流れる、美しい滝雲を見ることができるでしょう。
見所・お勧めポイント
枝折峠には駐車場やトイレがあり、老若男女どなたでも気軽に訪れやすいのも魅力の一つ。ウォッチングスポットは周辺に7箇所あり、駐車場から徒歩3分~22分程度。駐車場から近い気軽なビュースポット、流れる雲を迫力たっぷりに味わえる撮影スポットなど、各スポットに魅力があります。また、歩行に不安がある方とご一緒でも、枝折峠のドライブルートは見晴らしがよく、車でドライブしながら滝雲を眺められるため、歩かずに滝雲を見たいという方もお楽しみいただけます。
背景
越後駒ヶ岳の登山口がある枝折峠は、大湯温泉と銀山平温泉を結ぶ道の途中にあり、高低差のある九十九折の道は、秋になればドライブしながら紅葉を楽しめる絶景エリアです。秋の終わりには標高2,000m前後の山々を彩る初冠雪と紅葉が同時に見られることもあります。また、周辺には大湯温泉、折立温泉、栃尾又温泉、銀山平温泉などさまざまな温泉地がある他、奥只見湖エリアには遊覧船や日帰り温泉施設などもあるため、大自然を満喫しながらたっぷりとリフレッシュできます。
ご案内とご注意
※枝折峠(国道352号)は、幅員が狭い箇所やカーブが連続するところが多々あります。通行の際は、十分対向車にご注意ください。すれ違いの際は、定期的にある待避所をご利用ください。
●道幅狭少 ●連続カーブあり ●対向車に注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 6月中下旬~11月上旬
- 時間:
- 早朝、日の出前後
- 天気:
- 晴れ
住所
新潟県魚沼市灰の又~銀山平
アクセス方法
関越自動車道「小出IC」より車で約60分(山頂付近まで)
お問合せ先
一般社団法人 魚沼市観光協会
電話:025-792-7300
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