宮城県 仙台・作並・秋保

新緑若葉萌える秋保大滝

概要・エピソード

仙台市中央部からほど近い温泉地、秋保温泉から車で約20分。緑豊かな森に隠された名取川上流に、日本三大瀑布の一つに数えられている名瀑「秋保大滝」があります。ごつごつとした岩肌を豪快に流れ落ちてくる滝は、迫力満点。遊歩道から滝つぼ間近まで行くことができるので、落差55mの高さから流れ落ちた水飛沫が霧のように舞い散る様子をすぐそばから見上げることができます。若葉が芽生える時期にこの地を訪れれば、あたり一面の新緑が光を反射してきらめき、その間から滝の水が勢いよく流れ落ちてくる絶景が見られることでしょう。滝つぼから生まれる霧はひんやりと涼しく、肌に心地よく、まるで天然のシャワーを浴びているかのような気分にさせられます。

見所・お勧めポイント

和歌山県の那智の滝、栃木県の華厳の滝と並んで、日本三大瀑布の一つに挙げられる秋保のシンボル、秋保大滝。落差55mという大迫力の瀑布は流れる勢いで霧を生みだし、夏でも涼しい気分を味わわせてくれます。とりわけ新緑の季節には、やわらかな黄緑色の若葉が滝を彩り、森全体が若々しく輝きます。

背景

仙台市の都心部からもアクセスしやすく、日帰り温泉地として親しまれている秋保温泉。秋保大滝があるのは、この秋保温泉からさらに名取川を上流にさかのぼった二口峡谷の一角。秋保大滝を訪ねる際にいっしょに立ち寄りたいのが、秋保大滝の近くにある秋保大滝植物園。約5haの敷地内にはおよそ200種、15,000本もの草木が植えられており、気軽に散歩しながらさまざまな季節の植物を楽しめます。さらに園内には、豊かな水が幅40mにも渡って流れ落ちる「すだれ滝」と呼ばれる名所もあるので、秋保大滝とあわせての鑑賞がおすすめです。