長崎県 雲仙・小浜・島原

有明海、雲仙岳を背景に花を楽しめる白木峰高原

概要・エピソード

ハイキングや写真を撮る人々で賑わう白木峰高原は、約10,000㎡の斜面に花畑が広がる景勝地です。春、満開の菜の花が、白木峰高原の斜面を黄色の絨毯で覆います。丘の向こう側まで続く黄色い絨毯はそれだけで一見の価値がありますが、この景色がことさらに映えるのが、夜明け頃。熊本方面から日が昇り始めると、眼前の空と海とが茜色を帯びた黄金色に染まり、満開の菜の花が朝日を浴びて、少しずつ明るい黄色に輝き出します。有明海の向こう側にそびえる雲仙岳が、夜の暗い影を帯びた姿から、だんだんと明るくなってゆく姿も必見です。ゆるやかな斜面で咲き乱れる美しい春の花々と、九州の雄大な自然を感じさせる雲仙岳の姿。花畑を散策し、春の風を楽しみながら、美しい九州の夜明けを仰いでみてください。

見所・お勧めポイント

視界いっぱいに広がる九州の大自然を、全身で体感できる白木峰高原。晴れ渡った大空と満開の花畑、堂々とそびえる雲仙岳の組み合わせは、思わず息をのむほどの美しさ。春の花々が暖かな風を呼び、歩く人々の目と心を和ませます。

背景

標高1,057mの五家原岳中腹に広がる白木峰高原。そのなだらかな斜面からは、有明海を真っ直ぐに横切る諫早湾干拓堤防道路や、海を挟んだ向こう側に佇む標高1,483mの雲仙岳の姿を見ることができます。春には約10万本の菜の花が咲き乱れ、秋になれば約20万本ものコスモスが斜面を覆う絶景は、1年中、訪れる人々を飽きさせません。