鳥取砂丘　風紋|日本の絶景 JTB 感動の瞬間（とき）

日本の絶景感動の瞬間（とき）

概要・エピソード

日本最大級の砂丘・鳥取砂丘では、砂丘ならではの起伏にとんだ地形とさらさらとした砂の感触が観光客を楽しませます。そんな砂地の表面に風が吹き付け、ちりめん細工のような模様を描き出すことがあります。「風紋」と呼ばれる砂地ならではの現象は、風速5～6m以上の風が一定して吹き寄せ、砂を動かすことで生み出されます。しかしそんな美しい模様も、風が吹きつける角度によってはあっという間に消えてしまうため、運が良くなければ見ることができません。また、大勢の人が歩けばかき消されてしまうので、確実に見るのであれば、観光客が足を運ぶ前の早朝がおすすめです。人があまり足を踏み入れない馬の背の西側にある一帯では、広範囲に風紋が描き出されている美しい風景を見られるかもしれません。

見所・お勧めポイント

観光客がほとんどいない早朝だけに見ることができる、砂上の不思議な模様。「風紋」と呼ばれる、風が生み出した繊細な芸術品は、風の流れ次第ではあっという間に消えてしまいます。美しい風紋を見るのであれば、観光客も地元民もあまり足を踏み入れない、馬の背の西側がベストスポットです。
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背景

鳥取県を代表する観光地・鳥取砂丘は、南北2.4km東西16kmに渡って広がる日本最大級の砂丘であり、国の天然記念物に指定されています。中国山地の岩石が風化し、一度海に流された後、再び海岸に運ばれ、風によって吹き上げられることで、広大な砂丘が形成されました。大きくくぼんだすりばち状の地形は高低差40mにもなり、歩くだけで足が沈み込むようなやわらかい砂が、砂丘独特の巨大な丘を築いています。鳥取砂丘では、ただ歩くだけでなく、観光用のラクダに乗って散策したり、パラグライダーで空から見下ろしたりなど、様々なアクションで砂丘を楽しめます。