秋田県 男鹿半島

火を噴く奇岩ゴジラ岩

概要・エピソード

磯釣りのメッカとして知られる秋田県・男鹿半島の潮瀬崎には、見上げるほどの巨大な岩島・「帆掛島」をはじめとして、人の背丈を越えるサイズの巨岩奇岩が岩礁のあちこちに散らばっています。その中の1つが、まるで映画の怪獣を思い起こさせる猛々しい形の奇岩です。ゴツゴツとした岩の表面は怪獣の表皮のようで、怪獣の頭にあたる部分を横から見ると、大きな口を開けて何かに襲いかかろうとしているかのような怪獣の姿が浮かび上がります。とりわけ夕暮れ時には、岩全体が薄暗いシルエットを帯び、本当に岩の上に怪獣が立っているかのように見えます。日本海の夕暮れに向かって火を噴くようなその姿は、今にも動き出しそうな迫力にあふれています。

見所・お勧めポイント

まるで映画のワンシーンを思い出させるような、海辺の奇岩。男鹿の潮瀬崎には、有名映画に登場する怪獣に良く似た奇岩があります。夕暮れ時、黒々と染まった岩のシルエットは、まさに日本海の夕日に向かって火を噴く怪獣そのもの。迫力満点の怪獣の姿は、ゴツゴツとした岩の質感もあいまって本物そっくりです。

背景

大晦日に行われる伝統行事・なまはげの地、秋田県男鹿市。不思議な巨岩奇岩が姿を見せる潮瀬崎はこの男鹿市の南部にあります。人の背丈を越える高さの岩島や奇岩が並ぶ潮瀬崎の岩礁は、釣り人にはよく知られた磯釣りのメッカ。ゴツゴツとした岩場のあちらこちらに、日本海の荒波にもまれた大物を狙おうと挑む釣り人達の姿を見かけることができます。