宗廟、昌徳宮、北村韓屋村、仁寺洞散策、国立中央博物館をめぐる★はじめてのソウル★ソウル満喫市内観光　

韓国ソウル特別市にある宗廟（チョンミョ）。朝鮮王室の歴代の王や王妃を祀る祀堂で、正殿には功臣が祀られています。

朝鮮時代の建物ですが、宮殿のような華やかさはないものの、荘厳かつ神聖な雰囲気を感じられるのが特徴です。毎年5月には、朝鮮時代から500年以上続く伝統行事「宗廟祭礼」があり、壮大な祭礼儀式が行われます。

宗廟の見どころは独特な建築様式。位牌が増えるごとに増築した結果、約101mの長さとなり、単一の木造建築物としては世界最大級を誇ります。一見シンプルですが、目の前に広がる横長の建物は圧巻！宗廟でしか味わえない空気と歴史の重さを堪能できます。

昌徳宮（チャンドックン）はソウルにある五大王宮の一つ。朝鮮王朝時代に王族たちが政治を行なったり生活したりする場所でした。1405年に建築された宮殿であり、焼失・修復を繰り返しましたが、比較的保存状態はよく、当時の雰囲気が色濃く残っています。東アジア宮殿建築の中で優れた造形美をもつことから、1997年には世界文化遺産にも登録されました。

また、正殿の仁政殿（インジョンジョン）も外せないスポット！昌徳宮の中心の場であり、かつては儀式や国家の行事などが行われていました。玉座や位階が書かれた石柱も眺められます。

都会の喧騒から離れ、穏やかな時間が流れる場所で自然と趣ある宮殿を鑑賞しながら散策したい方に、昌徳宮はおすすめです。

北村韓屋村は、昌徳宮（チャンドックン）と景福宮（キョンボックン）の間にあります。韓国の伝統家屋「韓屋」が集まるエリアで、どこか懐かしさを感じられます。博物館・ギャラリー・工芸品の工房・レストランなどがあり、ソウルの歴史や伝統文化を知るスポットが豊富です。

北村韓屋村は、フォトジェニックな場所としても人気！過去当時のソウルにタイムスリップしたような景色を写真におさめられることから、多くの人で賑わいをみせています。天気が良い日には、韓国のシンボルでもあるソウルタワーを眺められ、今と昔が交じったエモい写真も撮れますよ♪

仁寺洞（インサドン）は韓国ソウルの市場として栄えたエリア。歴史的建造物も多く建ち並ぶ一方で、最新のトレンドも集まる独特な雰囲気が特徴です。

地元にも人気のサムジキルは観光スポットとして、注目を集めています。1～4階は時・空・感をテーマに、韓国で有名なグルメ・雑貨・ファッション、伝統工芸品などが入店しており、ショッピングやお土産におすすめです。

韓国の歴史と文化の品々に触れられる国立中央博物館。常設展示館は3フロアで、8つのジャンルに分かれています。

1階は古代と中世・近世。旧石器時代～朝鮮時代、大韓帝国の遺産が展示され、韓国の歴史の流れを深められます。

2階にあがると、絵画や書を展示したものを中心に伝統美術に触れられます。ここでの最大の見どころは思惟空間。韓国の国宝であり美を代表する像、半跏思惟像（はんかしゆいぞう）が展示されています。空間と照明にこだわっているようで、荘厳とした雰囲気の中に神々しさも感じられます。

3階では仏教彫刻や工芸品、日本・中国・インドなどのアジアの絵画や彫刻を楽しめる場所です。展示作品だけでなく、レストランやカフェ、ショップなども充実しているので、ひと休みしたりお土産を購入したりもできます。

韓国といえばグルメも外せない！あわび粥やビビンバ、骨付きカルビなどの食事もツアーに含まれます。どれも韓国料理の定番なので、はじめてソウル旅行を楽しむ方にピッタリ♪