ワロン地方の主要な鉱山遺跡群(Major Mining Sites of Wallonia)の魅力・地図・行き方

2012年世界文化遺産に登録。ベルギー南東部のワロン地方は、かつて石炭の一大生産地として19~20世紀のベルギーの近代産業を支えた。このエリアの炭鉱により、ベルギーはイギリスに次いで産業革命を達成したのである。世界遺産に登録されているのは4つの炭鉱で、東西170km、幅3~15 kmの細長いエリアにある。炭坑での仕事は、湿度が高く粉塵が舞う環境での重労働であるが、炭坑労働者を獲得するため、炭鉱各社は当時最先端の設計が施された居住性の高い住宅を用意するなどして、労働者を囲い込む戦略をとった。一方で、安定雇用を確保した企業は、労働後や休日の礼拝やクラブ活動参加を強制。これは自由な時間を減らして生活を管理することで、高い生産性を目指したためである。この炭鉱遺跡群には、石炭産業の軌跡だけでなく、それを支えた労働者の生活の様子も保存されている。

都市 モンス
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 Rue Saint-Patrice 2B 7110 La Louviere
TEL/FAX (064) 282000 /
アクセス 国鉄La Louviere Centre駅からバスで15分
営業時間 10~17時
週末は4月1日~10月1日のみで18時まで
定休日 月曜
公式サイト http://www.boisdulucmmdd.be/fr
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 1時間30分
入場料 有料
大人:9ユーロ、 子供:6ユーロ(6〜18歳)、 シニア:8ユーロ(60歳以上)、 団体:7ユーロ
5歳以下は無料、オーディオガイド付きは+1ユーロ

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