ティリンスの古代遺跡(Archaeological Sites of Tiryns)の魅力・地図・行き方

ミケーネとティリンスは、紀元前15~紀元前12世紀にかけて、東地中海を支配したミケーネ文明を代表する都市で、古代ギリシア文明の発展に重要な役割を果たした。ヨーロッパの芸術や文学に3000年間にわたり影響を与えたホメロスの叙事詩『イーリアス』と『オデッセイ』にも深いかかわりがある。ペロポネソス半島東部のミケーネは『イーリアス』で描かれたトロイ戦争の英雄アガメムノン王の居城があった都市で、1876年、シュリーマンが発掘に成功した。アクロポリス(丘砦)には、アガメムノンのマスクなどが出土した円形墳墓や宮殿のメガロン(大広間)などが残されている。同じくシュリーマンが発掘したティリンスは、メガロンのある宮殿や巨石防壁で知られ、ヘラクレスの出生地ともいわれる。両都市は1999年に世界遺産に登録されている。

都市 ミケーネ
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 Tiryns, Argolida Peloponnesos
TEL/FAX (27520)22657 /
アクセス アテネのバスターミナルA(100 Kifissou St.)からナフプリオ(Nafplio)行きバスで約1時間40分(バスチケット売場はオモニア広場/59 Sokratous St. Omonia Sq.)、ティリンシィア(Tirintha)で下車。
営業時間 8~20時(冬期は8時30分~15時分)
最終入場は閉業時間の30分前まで。一部祝日は時間変更あり。
定休日 なし
休業日 1/1、3/25、イースター日曜、5/1、12/25、26
公式サイト http://odysseus.culture.gr/h/3/eh351.jsp?obj_id=2382
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 1時間程度
入場料 大人:4ユーロ(冬期11月1日~3月31日は2ユーロ)、

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