サモス島のピュタゴリオンとヘラ神殿(Pythagoreion and Heraion of Samos)の魅力・地図・行き方

エーゲ海に浮かぶサモス島は、紀元前6世紀、ギリシア時代には小アジアとギリシア本土の中継点として、海運や商業で大いに栄えていた。ピュタゴリオンは島の北東部に位置し、ギリシアおよびローマ時代の城塞をもつ港で、当時の繁栄ぶりを示す遺跡が残る。発掘調査により、上下水道、公共建築、聖域、寺院、広場、ローマ時代の公衆浴場、スタジアムなどが整備されていたことがわかった。中でも、山から水をひいていた地下水道兼非常脱出用トンネル(全長約1040m)が有名だ。また西へ10キロほど離れたヘラ女神の聖域、ヘラ神殿も見どころだ。その起源は紀元前6世紀にさかのぼり、今もその一部が残る。その歴史的な価値からピュタゴリオンとヘラ神殿が世界遺産に登録されたのは、1992年のこと。

都市 サモス島
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 Pythagoreio, Samos
TEL/FAX (22730)62813 /
アクセス サモス島の首都、バシィ(Vathi)の港にあるKTELバスターミナルからピタゴリオ(Pythagoreio)までバスで約20分。
営業時間 8時30分~15時30分
ユパリノストンネルは修復中のため、一時的に見学不可
定休日 火曜
公式サイト http://odysseus.culture.gr/h/3/eh351.jsp?obj_id=2366
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 1時間程度
入場料 大人:6ユーロ、 18歳以下は入場無料(パスポートなどの提示が必要)。無料入場日: 3/6、4/18、5/18、9月最後の土・日曜、10/28、11/1~3/31の第1日曜。

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