仏教大国ミャンマーの僧院で瞑想体験!?

アシスタントマネージャー
ニラキン

同じ仏教国でありながら、ミャンマーでは出家や修行が一般の人々にかなり浸透しています。それはミャンマーの仏教が日本のそれとは少し違い、修行し精進する人が救済を得る「上座部仏教」であることが大きいかもしれません。ヤンゴン市内には本格的な修行だけでなく、外国人が瞑想を体験できる瞑想センターもいくつかあります。瞑想して深く集中することで、心の安らぎが得られることも少なくないとか。ヤンゴンの仏教事情と瞑想センターについて、ご紹介します。

瞑想センターには女性の参加者も。

日本の仏教の教えとは少しだけ違う「上座部仏教」

敬虔な仏教国として知られるミャンマーでは、人々は一生のうちに1度は出家することを推奨されています。
ミャンマーで信仰されているのは、日本で広く伝わる「大乗仏教」とは少し考え方が違う「上座部仏教」。
上座部仏教とは、修行者自身が救済を求め、出家し修行に精進するという教え。修行を積んだ者が救われる、という考え方です。一方大乗仏教は、出家した修行者だけでなく、出家・修行をしていない一般の人々をも救済し、成仏へ導くという考え方です。

ミャンマーで信仰されているのは上座部仏教ですから、出家して修行を積むことはとても大切なことです。特に男性は、一生で二度は出家することがよしとされ、中には何度も出家する人も少なくありません。
出家と言っても日本人がイメージする「仏門に入る」ような、少々重々しいものとは雰囲気が違い、数日~数週間程度寺院で修行するというもの。少し長い休暇がとれれば、出家して修行できるのです。
このように人々の生活と修行や出家が密接につながっているため、ミャンマーには修行を受け入れる寺院が多くあります。そのようなところでは、外国人や他宗教の人々も受け入れてくれるところも多いのです。

修行も瞑想のひとつ

出家となりますと、剃髪(髪をそり落として坊主にすること)し、僧衣を着て、仏教の戒律を守りながら数日~数週間を僧房の規律の中で過ごすことになりますから、外国人にはなかなか手軽に体験できるものではありません。
でも少し仏教の空気に触れてみたい、という方は瞑想がおすすめです。瞑想も修行のひとつとされていて、出家した人にとっては自らを律し、教えをいっそう深く理解するためのものですが、一般の人々にとっては、日々のストレスや苦痛から解放され、思考を集中させたり心を穏やかにするひと時となります。
最近は欧米のビジネスエリートの間でも瞑想(マインドフルネス)がちょっとしたブームとなり、アジアの寺院を訪れ、瞑想体験をする旅行者が増加しているのです。

座禅だけじゃない瞑想

瞑想と聞きますと「座禅?足がしびれそう」「竹刀で喝を入れられる?」などと想像してしまいますが、一口に瞑想といっても、いろいろな方法があります。
「アーナパーナ」という瞑想法は、日本の座禅に少し似て、あぐらを組んで姿勢を正し、呼吸を意識することで、高い集中と心の解放を得る方法。
それをさらに深めた「「ヴィパッサナー」という瞑想法は、ブッダが悟りを開いたとされる、最も古典的な瞑想法のひとつです。たった今の一瞬、一瞬に意識を集中して自分がそこにいることに気づく、それを重ねることで、客観的に自分を観る鍛錬です。座って行うだけでなく、歩きながら瞑想する、立って瞑想するなど、いくつか方法があります。

ヤンゴンで瞑想を体験するなら

ヤンゴンで外国人にも負担なく参加できる瞑想センターは

<マハーシ瞑想センター>

海外にいくつもの支部センターがあり、ヤンゴン最大の瞑想センターのひとつ。外国人には一番知られているかもしれません。瞑想スケジュールなどがきちんと組まれています。
英語サイト:Mahasi Sasana Yeik Tha

<チャンミ瞑想センター>

英語で指導してくれるので外国人に人気です。また食事のおいしさでも定評があります。
英語サイト:Chanmyay Myaing Meditation Centres

瞑想センターに宿泊しながら本格的に修行をするなら、希望する瞑想センターに受け入れを許可してもらい、「瞑想ビザ」と呼ばれるビザを申請しなければなりません。
興味はあるけど、そこまでするのはちょっと…という方は、現地発のツアーなどで、数時間の瞑想を体験できるパッケージはいかがですか?
JTBでは、マハーシ瞑想センターで1時間の瞑想を体験した後、サイカーに乗って街やパゴダを巡り、ナイトマーケットも楽しめるプランをご用意しています。そちらもご参照ください!

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