ケレタロの歴史史跡地区(Historic Monuments Zone of Querétaro)の魅力・地図・行き方

メキシコシティ北西に高原地帯に位置するケレタロ州の州都。サン・アグスティン教会、サンフランシスコ教会、サンタクルス修道院など、スペイン植民地時代の建造物を含む一帯が、1996年に世界文化遺産として登録された。当時は織物やタバコなどの産業が盛んで、メキシコ・シティ、プエブラに次ぐ第3の都市にまで発展した。この地域では福音伝道の開始が比較的遅く、カリフォルニアやアリゾナ、テキサスなどと合わせ、伝道と植民が重要な事項とされていたという。また、スペイン人と先住民が平等に暮らすことを念頭に、整然と区分けされているのも興味深い。町を象徴するのが、あちこちに残る水汲み場。人々に「水の箱」と呼ばれて親しまれているもので、18世紀後半に造られた、水汲み場に貴重な飲み水を届けた水道橋などが町の長い歴史を物語っている。

都市 ケレタロ
カテゴリー 観光地 > 歴史的建造物

基本情報

アクセス ケレタロ国際空港(QRO)からバスでおよそ40分
公式サイト http://www.queretaro.travel/
最終更新日時 2016年08月19日

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