ソチカルコの古代遺跡地帯(Archaeological Monuments Zone of Xochicalco)の魅力・地図・行き方
メキシコ中心部、モロレス州の州都クエルナバカの南方約15kmにある考古遺跡。周囲を城壁でぐるりと囲まれたこの地は、アステカ文明に先立つトルテカ文明の城塞都市とされている。もとは宗教の中心地だったが、650~900年の間に要塞化が進み、政治的、宗教的、商業的中心地へと発展した。遺跡群の中で異彩を放つのが、丘の最上部に立つ「羽毛の蛇神の神殿」だ。神殿の壁面に、ケツァルコアトルという龍にも似た羽毛を持つ蛇が刻まれており、これは水と農耕の神だとされている。ほかに、宗教儀式が行われていた球戯場、ピラミッド型神殿や邸宅などの建物跡なども高い保存状態で残されている。発掘された建築や石彫、土器などにはマヤ地域との関連性が推測され、テオティワカン、オアハカ、ベラクルス中央部などの要素も見られるのも興味深い。1999年、世界文化遺産に登録。
| 都市 | クエルナバカ |
|---|---|
| カテゴリー | 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址 |
基本情報
| 住所 | Zona Arqueológica Xochicalco Carretera Federal Xochicalco-Tetlama S/N62605 Miacatlán, Mor.Mexico |
|---|---|
| アクセス | クエルナバカ(CUERNAVACA)からバスでおよそ45分 |
| 最終更新日時 | 2016年08月19日 |