ケルソネソス・タウリケの古代都市とその農業領域(Ancient City of Tauric Chersonese and its Chora)の魅力・地図・行き方

クリミア半島セヴァストポリ近郊に残る、古代の交易において栄えた都市遺跡と、その周辺の農業領域遺跡。ケルソネソス・タウリケは、紀元前5世紀にドリス人がタウリカ半島(現在のクリミア半島)南西部に築き上げた古代ギリシアの植民都市。ポリス(都市)と、それを支えたホーラ(農業領域)からなり、古代の景観が今もなお残る珍しい例である。ウクライナのポンペイとも呼ばれ、この都市の考古遺跡はウクライナの紙幣の図案にも採用されたことがある。紀元前5世紀~後13世紀の間に作られた直交する街路構造は、現在も市域外含めて400カ所の区画が残り、重要な都市遺構となっている。2000年にわたり、クリミアとスキタイを含むギリシャ北東交易圏の本拠地となっており、地域の中核都市のひとつとして極めて価値が高い。2013年に世界遺産に登録された。

都市 セヴァストーポリ
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 National Preserve of Tauric Chersonesos Davnya street, 1 Sevastopol
公式サイト http://www.chersonesos.org/?p=index&l=eng
最終更新日時 2015年08月28日

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