カルパチア山地のブナ原生林とドイツの古代ブナ林(Primeval Beech Forests of the Carpathians and the Ancient Beech Forests of Germany)の魅力・地図・行き方

2万9278haに及ぶカルパチア山地のブナ原生林は、ウクライナとスロバキアの両国にまたがる世界最大規模のブナ原生林。2007年に「カルパチア山地のブナ原生林」として単独で世界遺産に登録され、2011年に5つの森林で構成される「ドイツの古代ブナ林」(4391ヘクタール)が拡大登録された。これらは北半球でのブナ林の変遷を伝える重要な場所であり、およそ7万年前に始まった最終氷期から現在まで、地球環境が変化していくなかでの植生や群落再生の過程を知ることができる。また、絶滅の危機に瀕している80種を含む1067種の植物をはじめ、キンメフクロウなど101種の鳥類、ヨーロッパノロジカやアカシカ、ヨーロッパミンク、ヒグマ、アカギツネなど73種の哺乳類が生息。動植物の多様性を維持するためにも重要な場所である。

都市 コシツェ
カテゴリー 観光地 > 高原・湿原・森・林・木

基本情報

住所 Havesova Primeval Forest
公式サイト http://www.sopsr.sk/nppoloniny/en/nature.php
最終更新日時 2025年02月12日