パンパ砂漠という過酷な環境にあるハンバーストーンとサンタ・ラウラは、肥料に使われる硝酸ナトリウムの生産拠点として栄えた。ここで生産された硝酸ナトリウムは南北アメリカをはじめヨーロッパの農地を肥沃にさせ、チリに大きな利益をもたらした。廃墟となった今も、当時の工場跡が200以上も残っている。ここではチリ、ペルー、ボリビアからやって来た多くの労働者が、企業都市に暮らし、多様な言語、創造性、結束力、とりわけ社会的正義のために努力するというパンピノ文化といわれる独自の文化が生まれた。しかしながら構造が脆弱であること