タ・プローム(Ta Prohm)の魅力・地図・行き方

アンコール・トムの東部に位置する主要な遺跡の一つ。ジャヤヴァルマン7世が王位について最初に手掛けた寺院であり、母の菩提を弔うために建立された。碑文によると大乗仏教の僧院として建てられ、往時は1万2640人(高僧18人、僧侶2780人、見習い僧2322人、舞姫615人を含む)がこの寺院内に住んでいたといわれる。建築の特徴は、平地型のバイヨン様式。東西1km、南北600mの周壁に囲まれた広大な敷地内には三重の回廊があり、塔、塔門、小祠堂などの建物が回廊によって複雑に繋がっている。とくに第一回廊と第二回廊の間はかなり広く多くの建造物が建つ。南と北には小寺院が備わり西側には独立した2つの塔がある。この寺院は発見当時の姿のまま保存されている。長い間ジャングルの中で放置されていたせいか、巨大な榕樹(カンボジア語でスポアン。ガジュマルの一種)が遺跡に絡み付き得もいわれぬ神秘の世界を創りだしている。熱帯樹の強い破壊力を実感させられるとともに廃墟と化した遺跡に新しい命を吹き込むよう。現在は自然と遺跡の共存を目指し、損壊部分はそのままにする方針がとられている。

都市 シェムリアップ
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址
観光地 > 歴史的建造物
クチコミ評価 4.0(4.0)

基本情報

住所 Angkor Ruins, Siem Reap
TEL/FAX - /
アクセス TA PROHM ホテルから車で30分
駐車場 なし
営業時間 7時30分~17時30分
定休日 なし
公式サイト www.tourismcambodia.org/
最終更新日時 2024年12月06日

観光情報

所要時間目安 90分程度
入場料 大人:1日券37USドル、3日券62USドル、7日券72USドル(アンコール遺跡の共通チケット)、 子供:12歳未満は入場無料、
入場時の注意事項 スポーティな服装と帽子着用が望ましい。肌の露出は好ましくない。カメラ持込可。ビデオ持込可。
事前予約 個人:不要
団体:不要

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