海外自由旅行 まるわかり講座|現地滞在編

現地空港を出たら、いよいよ海外旅行の本格スタートです!
しかし異国の地では、日本にいる時とは勝手が違うことばかり。思わぬハプニングやトラブルに巻き込まれないよう、あらかじめ現地の慣習やマナーなどを把握しておきたいところですね。

本講座では、現地での両替や交通手段から、気になるチップやトイレ事情まで、現地での滞在を快適するために最低限押さえておきたい基本ポイントについて解説します!

空港へのアクセスはどうする?

現地に滞在するに当たって、やはり現地通貨の存在は欠かせません。クレジットカードを主に使うという人も、お店によっては使えなかったり、公共交通やチップの支払いでどうしても必要になってきます。
また、あらかじめ日本である程度用意して持っていくという人も、予定よりも多く現金を使ってしまった場合など、状況に応じて現地での両替が必要になるケースも想定しておいた方が無難です。

【1】両替できる主な場所



国によっては、他にもデパートやなんとコンビニでも両替できるところもあったりします。
それぞれの特徴を把握して、うまく状況に応じて使い分けましょう!

【2】両替の基本的な流れ


【3】両替のポイント

<一度に多額の両替をしない>
盗難時のリスクが高まるのと、使い残して再両替するときに損をするので、必要なときに必要な分だけ両替するのがおススメ!
<再両替は出国前にする>
他国ではレートが悪くなる場合や、両替自体できなくなる場合があるので、基本的にはその国にいる時におこなうのが無難です。
<コインはなるべく使い切る>
コインは再両替をすることができないので、滞在中のうちに使い切るよう心掛けましょう。
<闇両替を利用しない>
街中などで、両替商らしき人物に声を掛けられても、誘いに乗ってはいけません。

⇒それでも、やっぱり現地での両替は不安だという方や、使う金額をきっちり決めているという方は、あらかじめ日本で両替をしておくのも手です。現金(現地通貨)準備のポイントについては、講座4 旅の準備編でも解説していますので、ぜひご参考に!


現地での交通手段はどうする?

現地での行動の幅を広げるためにも、現地の交通手段を利用することは欠かせません。日本と勝手が違い、初めは戸惑うことも多いかもしれませんが、慣れてくるととても便利に感じるはずです。
ここでは、主な交通手段の利用のポイントについて解説します。
それぞれの都市の交通機関については、観光ガイドの各都市の基本情報にてご確認ください。

【1】地下鉄・鉄道
都市部を中心に発達している地下鉄・鉄道は、路線図や標識なども整備されていて、料金が安いだけでなく、日本人旅行者にとっても感覚的にあまり違和感なく利用できるので、とても使いやすいです。
ただし、朝の通勤ラッシュや、夜間利用時の治安面など、利用する時間帯については現地事情を考慮する必要があります。

<主な都市の地下鉄の特徴>

ニューヨーク MTAのサブウェイ(SUBWAY)が24時間運行している。駅窓口や券売機で磁気式のメトロカードを購入し、自動改札を通って乗車する。ホームには路線番号と進行方向が表示されている。改札を出なければ乗り換えは何度でも可能。
ロンドン 世界で初めて開通した地下鉄。愛称チューブ(TUBE)。ロンドン交通局(Tfl)が運営。主に6つのゾーンに分かれ、12路線が走っている。路線は色分けされていて分かりやすい。各駅で無料で入手できる路線図で目的駅までの路線を確認するとよい。駅窓口か自動券売機で切符を購入する。オイスターカードは割安。駅入口は赤い丸にブルーのラインの地下鉄マークが目印。
パリ 14路線運行している。チケットは駅窓口、券売機で購入し、自動改札を通ってホームへ行く。車両ドアは基本的には手動(押しボタン式も有)。出口には改札はないが時々検札があるため切符は最後まで持っていること。アナウンスが無いので降りる駅は事前に確認すること。
香港 10路線があり、切符は自動券売機で買う。切符を自動改札機に投入し、返ってきた切符を取ってゲートのバーを回し、改札を通る。切符は磁気式のカードで繰り返し使われる。
台北 MRTが運行している。路線図から目的の駅までの料金を見て、券売機でトークンを購入する。
ソウル 1〜9号線と盆唐線、新盆唐線、中央線、京義線、京春線があり、主な観光名所も通っている。路線ごとに色分けされ、駅には番号がついているので利用しやすい。地下鉄の入り口にMと地下鉄を表す案内看板が立っている。切符は駅の窓口か自動販売機で購入する。


【2】バス
<路線バス>
料金が安く、あらゆる街まで路線が伸びているので交通網が広いです。
ただし、車内アナウンスや停留所に名前が無いことも多いばかりか、支払い方法も、先払い、後払い、車掌による集金制など、場所によってまちまちで、使いこなすのは少々ハードルが高め。詳しいガイドブックやホテルなどで、事前によく下調べしてから利用するようにしましょう。
<市内観光バス>
市内の主な観光地を巡回するので、自力でそれぞれ回るよりも効率良く観光できます。ホテルや現地の観光案内所などで確認しましょう。

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【3】タクシー
駅や停留所も関係なく目的地へ行けるタクシーは、やはり不慣れな土地を旅する旅行者にとって、少々料金はかかっても大変重宝します。
しかし、観光客目当ての悪いドライバーも稀にいて、トラブルが起きてしまうことも。ここでは、海外でのタクシー利用において気を付けたいポイントをお伝えします。
<白タク(違法タクシー)に乗らない>
空港や観光地で声を掛けてくるドライバーは、白タク(違法タクシー)の可能性が高いので、誘いに乗らないようにしましょう。できる限り、空港や駅、ホテルの前などにある「タクシー乗り場」で乗るのが無難です。
<行き先を書いたメモや、地図を用意しておく>
発音し難い地名や言葉に自信がないときは、あらかじめホテルなど行き先を書いたメモを用意することをおススメします。また、行き先があまり有名でない場合など、ドライバーがわからないというケースもありますので、念のため地図も用意できると安心です。
<メーターをしっかり確認する>
悪質なドライバーの場合、走り出してもメーターが動いていなかったり、後部座席から見えないように隠しているというケースも稀にあります。後から法外な料金を請求されないよう、きちんと指摘しましょう。また、乗車時にあらかじめ料金を確認(交渉)したうえで、乗車するというのも一つの方法です。
<クレームをつける際は人に助けてもらうという手も>
万が一、法外な料金を請求された場合は、きちんとクレームを付けましょう。もし、ホテルのドアマンなど周囲に誰か人がいるようでしたら、助けを求めるのも一つの方法です。
<深夜の1人利用は避ける>
稀に強盗などの被害に発展するケースがあります。とくに治安があまり良くないとされている都市では、深夜の1人利用は避けるべきです。

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都市によっては混乗車や専用車など、好みや金額に合わせて選べます♪

機内での過ごし方のポイント

ここでは、ホテル滞在を快適に過ごすための基本的なポイントについてお伝えします。

【1】チェックインの流れ


一般的に、ホテルのチェックイン時刻は午後2時〜6時となっていることが多いです。もし無連絡で到着時刻が6時以降と遅くなってしまった場合、ホテル側で勝手に予約を取り消すというケースも少なくありません。
あらかじめチェックイン予定時刻より遅れることがわかっている場合は、必ず事前にホテルに連絡をいれましょう!

【2】部屋に入ったらまずチェックしておきたいこと
チェックインを終え、部屋に入って、ホッと一息つきたいところですが、まずは非常口の場所を必ず確認するようにしましょう!そして部屋の中もしっかりチェックし、設備の不備など気になる点があったら、すぐにフロントに申し付けましょう。

<主なチェックポイント>
・予約した部屋タイプかどうか?
・シャワーやトイレの水が出るか?とくにシャワーはお湯が出るか?
・ドアや窓のカギがしっかり掛かるかか?
・タオルや石鹸など、アメニティ品は揃っているか?
・照明やテレビ、空調がしっかり作動するか?

ホテルのサービスを活用しよう!

一定以上の規模のリゾートホテルやシティホテルであれば、宿泊者向けの様々なサービスを受けることができます。

(モーニングコール)… 就寝前にあらかじめフロントへお願いし、希望した時刻になったら電話で起こしてもらうサービス。
(ルームサービス)… 自分の部屋に飲み物や食べ物を運んできてもらうサービス。料金はチェックアウト時に精算。
(ランドリーサービス)…  洗濯物を洗ってもらえるサービス。備え付けの袋に洗濯物を入れ、用紙に記入して部屋に置いておくと、ハウスキーパーが清掃時に持っていってくれる。仕上がりは翌日または翌々日となることが多い。料金はチェックアウト時に精算。
(ドクターサービス)… ホテルによっては専属の医師がいるところもあります。具合が悪くなった際はまずフロントに連絡を。
(コンシェルジュ)… 宿泊客のための相談役。観光・イベント情報の提供からレストランの予約、劇場チケットの手配といったことまで、幅広く様々な相談ができる。フロント近くに専用デスクがある場合と、フロントのインフォメーションと兼ねている場合も。

※ホテルによって異なります。詳しくは各ホテルへご確認ください。

所変われば品変わる!〜海外でのチップ・トイレ事情〜

【1】チップ
受けたサービスに対する感謝の気持ちの表れがチップになります。日本ではあまり馴染みが無いですが、ヨーロッパやアメリカなどではごく一般的な慣習で、様々な場面でチップを渡すことが望まれます。

<チップが必要となる主な場面>
・ホテルで、ドアマンに荷物を運んでもらったときや、タクシーを呼んでもらったときなどに渡す。
・ホテルで、ポーター(荷物運び係)が部屋に荷物を運んでもらったとき、出がけに渡す。
・ホテルで連泊する際など、ハウスキーパーが部屋の清掃に入るたびに枕元やテーブルに置いておく。
・ホテルで、コンシェルジュに特別な手配してもらったりした場合に渡す。(基本的には不要)
・レストラン(ファーストフードやセルフサービスの店は除く)で、会計時にトレーあるいはテーブルの上に置いて席を立つ。カードで支払う場合は、「TIP」または「CHARGE」の欄にチップの金額を書き込んで渡す。但し、あらかじめ伝票上で含まれている場合は不要。
・タクシーで、支払い時に料金の10〜15%を目安に、タクシー料金とともに渡す。



<チップの慣習がある主な国と金額の目安>
それぞれの国のチップ情報については、観光ガイドの各国の基本情報にて確認できます。

ホテル レストラン タクシー
アメリカ 1〜2米ドル 料金の15〜20% 料金の10〜15%
イギリス 1〜2ポンド 料金の10〜15% 料金の10%程度
フランス 1ユーロ程度 料金の10〜20% 料金の5〜10%
タイ 20バーツ程度 料金の10%程度 不要
香港 10香港ドル程度 料金の10%程度 料金の端数切上げる程度


【2】トイレ
国によって大きく事情が異なるものの一つにトイレがあります。例えば、フランスでは中に入ると自動的に明かりがつき、自動で水が流れるトイレがあったり、アメリカでは防犯のために顔や足元が見えるようなドアとなっているトイレがあったりと、慣れないと戸惑ってしまうものも少なくないです。

また、最近では日本でも見られるようになりましたが、欧米はじめ海外の「公衆トイレ」は有料であることも少なくありません。その分、清潔で安全といえるのでとても利用しやすいです。いくつかタイプがありますが、どれもあらかじめ小銭を用意しておく必要があります。

(コイン式のタイプ)… 個室ごとにコインの投入口があるので、規定料金分を入れます。
コインを入れないとドアが開きません。
(入口に受け皿があるタイプ)… 規定の料金を受け皿に入れて中に入ります(係の人がいるところも)。
料金が表示されていない場合は、50〜100円相当の小銭を入れます。
(お世話係がいるタイプ)… 手を洗う水を出してくれたり、おしぼりを渡してくれたりしますので、
50〜100円相当のチップを渡します。


各国の詳しいトイレ事情については、たいていのガイドブックで紹介されていますので、旅行中に慌てて駆け込んで入ったときに焦ることのないよう、事前にしっかり把握しておきましょう!



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