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月への有人飛行は米アポロ計画以来ずっと途絶えていましたが、DSEアルファ計画(Deep Space Expedition Alfa)と名づけられたミッションにより、月の裏側へ飛行する初めての「民間人月周回旅行」が実現しようとしています。
フライトには現在2つの方法が検討されています。ひとつは、ソユーズロケットに乗り、アッパーステージ・ブースター(月へ行く際に使うロケット)に地球の低軌道で直接ドッキングし、月へ向かう方法。もうひとつは、国際宇宙ステーション(ISS)に数日滞在し、その後月ロケットにドッキングする方法です。月へは片道約3日間かかり、旅行期間は前者が8〜9日、後者が9〜21日となる予定です。
見どころは何と言っても、間近に眺める月の景色。月の裏側へは上空200〜300kmを飛行し、憧れの地を間近に眺めることができます。映画にも登場したティコクレーター、月の中でも最も美しいといわれるコペルニクスクレーター、アポロ14号が着陸したフラマウロ高地、そして月と同じように満ち欠けする地球の姿も見逃せません。
本格的な宇宙旅行ですので、出発前にはロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターにて、のべ6〜8ヶ月に渡り訓練を行います。必要な研究開発や宇宙船の改装、試験飛行の後、2012年以降には実施可能なプランとなっています。1回の飛行で旅行者2名が搭乗可能です。



