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妄想トラベラー・佐々木桂の妄想トラベル

【第6回】ラスベガス、謎の美女の一言で一攫千金!?

日常からの解脱を求めて、日夜“世界を旅する”妄想トラベラー・佐々木桂の妄想トラベル。第6回は…ラスベガスでエンタテイメントを満喫したい!そんな欲求を満たす旅だ!

佐々木 桂プロフィール

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 今日は久々一日中自由な日。いろいろと買いだめしておかなければと、近所の商店街に買い物に出た。
トイレットペーパーだの、洗剤だの、ラップだの、ゴミ袋だの、とにかくあらゆる生活必需品と、保存のきく食料を買い込んだら、何やら抽選券が。
そうだった。今、商店街は秋祭りに合わせて福引きをやってるんだった。
「どうせたいした賞品じゃないんだろうなぁ」と思いつつも、欲にかられて福引き会場まで行ってしまう僕。
したらナント、特等・ラスベガス旅行だと。これはすごい。我が商店街でラスベガスだなんて!!
たいした賞品じゃなかったらスルーだったが、これは重い荷物を抱えてでも並ぶしかない。なんせラスベガスである。
行くことさえできれば、絶対に大金持ちになって帰って来れるはずのラスベガスである。
ああ、ついに今日が来たか。神様ありがとう。これであくせく原稿なんぞを書かなくて済む生活がやっとやってくる。

ラスベガス、ああラスベガス、ラスベガス…と。

実は子供からお年寄りまで楽しめるラスベガス

 商店街のラスベガス旅行は、きっとパックツアーだろう。それに近い航空券とホテルをトルノスで探そう。ログインし、今回はダイナミックパッケージというツールでMy日程表を組んでみる。航空券とホテルを、安い順から自動的に選んでくれるから、手間が省けて超便利。

 さっそく、午後ゆっくり出発するアメリカン航空で成田を飛び立つ。これは僕のこだわりだが、航空会社はできればこれから出かける国の会社がいい。キャビンアテンダント(CA)も含め、飛行機に乗ってる時から現地気分を味わうことができるからだ。
てなことで、どうしてもCAには目がいってしまう。あちらこちらに散っているCAをチラ見していると、前のビジネスシートでサービスしているCAと目が合った。ん、イネス?
CAに復帰したのか(妄想トラベル第1回参照)…と軽く会釈してみるが、目をそらされてしまった。人違いだったのか?
まあいい。どこかで会えるだろう。

 時差の関係で日付的には同日のやはり午後にラスベガスに到着する。ロスからの乗り換えとなるが、僕はこれが大好きだ。ここで日本の空気を脱ぎ捨てて「海外へ来たぞ~」の気分を高めるのである。
ラスベガスの空港が近くなると、これまた圧巻の風景が眼下に広がる。広大な砂漠の中のオアシス。「こんなところにこんなビル群が!!」という感じである。夜の到着便なら、さぞかし夜景がきれいなことだろう。

 空港からしてあちこちにスロットマシンがあるというのは、さすがラスベガス。やはりカジノの街である…と思いきや、今やラスベガスは、カジノの街というより、子供からお年寄りまで楽しめる一大エンターテイメントシティらしい。

 インフォメーションにいた妙齢の美人案内嬢に聞くと、あるわあるわ、見所満載のショーはもちろん、レストランにショッピングモールと、目移りすること間違いなしの質と量だ。これじゃあ何日あっても足りないぞ!!

迷っていると美人嬢が「宿泊は?」と聞いてくる。「ストラトスフィア ラスベガス」だと答えると、それはラッキー、だったらぜひ隣のストラトスフィアタワーに行くべきだとアドバイスされる。

 アメリカ西部で最も高い地上350mのタワーはラスベガスのランドマーク的存在で、その先端にある世界で最も高い絶叫アトラクション、ビッグショットはスリルも景色も最高だとか。
絶叫マシンは大好きである。これだけでもラスベガスに来たかいがあるというものだ。

激安宿泊料の分をカジノやショーやショッピングに!

 さっそくホテルにチェックイン。
まずは広さに驚きである。ホテルも広いが部屋も広い。これで日本円にして3000円ほどなのだからさらに驚きだ。今はもちろん円高の影響もあるが、基本的にラスベガスは宿泊料が安い。その分を、カジノやショーやショッピングで使ってほしいということらしい。この考え方は正しい。宿泊費が高いとみんな財布のひもが堅くなる。それでは街は活性化しない。やはり世界一の観光地は考え方も違うのである。
(もちろん、会議や見本市開催時期やピークシーズンなどは、値段も跳ね上がるので注意が必要。ただ、豪華ホテルがバンバン建設されてるため、数年前の高級ホテルが、宿泊日によっては信じられないぐらい格安の値段になってたりするのも事実なので、いろんな日付で調べてみましょう)

 定番ではあるが、まずは人気ナンバー1のショーといわれる“O”を観にベラッジオホテルへ。さすが人気のショー。開演前のロビーは超満員である。
人ごみに圧倒されオロオロしていると、ワイングラスを片手に近づいて来るご老人が。
「ミスター・ササキ!!いやぁ、こんなところで会えるとは…」
ヨーロッパの温泉で一緒になった大富豪のご老人である(妄想トラベル第2回参照)。
「今回も例の孫に連れて来てもらってのぉ」
孫?イネス?
だってイネスは今日、CAとして飛行機に乗ってたはずでは…。
疑問を残しつつも、ご老人とは再会を約束しつつ別れることに。なにしろあっちはVIP席、こっちは一般席なのだからしょうがない。

 “O”に大感激した後は、お腹も空いてきたので予約してあった高級フレンチレストランへ。
ラスベガスで一番のフレンチといえば、ホテルMGMグランドのジョエル・ロブション・アット・ザ・マンションが有名だが、最近、シーザーズパレスホテルのギー・サヴォワも評判がいいという。
何より食事の前の一杯を楽しめるバーが素敵だというので、やはり酒好きとしてはこちらに軍配を上げ、ギー・サヴォワへ行くのである。

オプショナルツアーで行きたいスピリチュアルスポット『セドナ』

 シーザーズパレスホテルの前まで行くと、オプショナルツアーから帰って来たらしいアメリカ人観光客集団に遭遇。
「どちらまで?」などと興味本位で話しかけたら、周りにいたオバサンたちが一斉に振り向いて、
「セドナよ。いいところだったわ」
「さすがセドナね。やっぱりスピリチュアルスポットはいいわ。心が洗われたわ」
「まだ行ってないの?ぜひ行きなさい」
等々、口々にセドナを、大絶賛の大感激の大興奮でしゃべりまくる。
その迫力に圧倒され後ずさりの僕。その時、視線の片隅に…ん、イネス?
ガイドさんとマジメな顔で打合せらしきことをしている女性は、間違いなくハワイのモロカイ島で会った時のイネスだ(妄想トラベル第3回参照)。
霊媒師のような特別な能力を持った者をハワイではカフナというが、その時のイネスは自分を確かにカフナだと言った。セドナもスピリチュアルな場所であるから、霊能力の強いイネスがガイドのフォロー役として同乗していたとしても、まんざらおかしくはないが…、しかし、イネスは今日は…???。

 どこか腑に落ちないままレストランへ。
予約まではまだ時間があるので、「まずは食前酒だ」と、暖炉の火が落ち着いた色合いを魅せるギー・サヴォワのバースペースに向かう。カウンターに座り、ビールの代わりにジントニックを頼む。バーでの一杯目は、ビールよりもそっちの方が通っぽいと、マンガで読んだことがあるのだ。

 ジントニックがカウンターに置かれた頃、ちょうど隣に誰かが座った。グラスをおありながら振り向くと、そこにはナント、あのシンガポールの大実業家、世界のエビ王がいるではないか(妄想トラベル第4回参照)。
二人で再会を祝って乾杯し、その後のディナーもご一緒することとなる。一人でふらりと入ってきたようだったが、プライベート旅行なのだろうか。
「今日はお一人なんですか?」と僕。
「いや、秘書と一緒に食事をする予定だったんですけど、彼女がちょっと体調を崩したようで。ああ、あの時の秘書ですよ」
ん?あの時の?ということは、やっぱりイネス?だってイネスは…。

 疑問は増すばかりだが、目の前に並ぶ、ゴージャスかつテイスティなフレンチにはかなわない。むしゃぶりつきながらワインをガブ飲みするうちに(エビ王のおごりと聞いたので)、もうそんな疑問はどうでもよくなり、すぐにいい心持ちである。

ほぼ酩酊状態のまま、エビ王に呼んでもらった車でホテルへ帰還。
いやあ、楽しい一夜だった。さすがラスベガス、まだまったくギャンブルをやっていないにも関わらず、こんなにハッピーになれるとはね。

毎回この妄想トラベルに登場する謎の美女の正体は、ナント…

 ぼやーんとしながら部屋へ向かう僕。
部屋の前で、キーを探してぐずぐずしていると、遠くでエレベーターのドアが開く音。誰かこの階に泊まっている人が来たのだろう。こちらに歩いて来る気配。何気なく振り向くと、そこには…ん、イネス?
いったい今日、何度この言葉を頭に浮かべたことだろう。

「ええー!!なんでササキサンがここに!!」
今度のイネスは、飛行機の時と違ってちゃんとリアクションがあった。
「いやあ、久しぶりだね。フランス以来だ。でも、行きの飛行機も一緒だったよね。CAに復帰したの?」
「え、飛行機?ああ、飛行機ね…うん、まあ、あの、そのぉ…」
と、その時、隣の部屋のドアが開いて、宿泊客が出て来た。うるさかったのだろう。すみません…と謝ろうとして振り向くと、そこにはイネス…、え!?
あちらの顔も「え!?」だった。
「どうしたのよ」と、もう一人いるらしい同部屋の女性が出て来る。
えー!!またイネス!?
そうこうしているうちに、部屋の中から次々とイネスが。うーん、今夜はかなり酔ったみたいだ。イネスが5人に見える。酔い過ぎて視点が定まらないのだろう。と、思っていたら、最初のイネスが観念したような声で、
「ごめんなさい。ササキサン。理由は部屋で説明するわ」
そういえば、ササキサンと呼ぶのはフランスで会ったイネスだけだったのを思い出した(妄想トラベル第5回参照)。

 彼女(彼女たちが正解か?)の部屋に入ると、確かにイネスは5人いた。よくよく見ると、顔はほぼ同じだが、5人とも雰囲気がそれぞれ違う。CAのイネス、ドイツの温泉で会ったイネス、ハワイのスピリチュアルなイネス、シンガポールで秘書をしていたイネス、そしてフランスの古城のオーナーの娘だったイネスだ。

 口火を切ったのはCAのイネス。
「ごめんなさい。まさか、みんながあなたと知り合うとは思ってもいなかったから」
「最近5人が集まるまで、各々が個別にあなたに会ってたって知らなかったの」
ドイツのイネスがいう。
「これもご先祖様が導いたってことなのね」
何のことかわからんが、スピリチュアルのイネスが言うと重い。
秘書のイネスは冷静だ。
「知られてしまったのなら、すべてをお話するしかないわ。私たち、実は五つ子なの」
えええええええ~!!!!!!

 全員がうなずく中、古城のイネスが話してくれた。
彼女たちは、生まれると同時に古城のイネスだけを残し、世界中へと里子に出された。それもこれもこの家に伝わる先祖の遺言のせいらしい。その遺言状には、いつの日にか五つ子が生まれるとの予言があり、その五つ子たちに、大切な宝物を取り返すミッションを託す、と書いてあるらしい。宝物とは、400年ほど前、つまり前回の妄想で僕がタイムスリップした時代に、僕が助けたミレディが大切にしていた宝石(後に旦那となった三銃士の主人公・ダルタニアンとの思い出が詰まっているとかナントカ)なのだという。つまりイネスたちはミレディの子孫ということになるらしい。

 古城のイネスが優しく続ける。
「ご先祖様の遺言状の中に、あなたの肖像画と名前があるの。そしてフィアンセの名前はイネスだってこともね。私はそれを母から見せてもらって知っていたから、あなたを見て思わずササキサンって呼んでしまったの」
厳密にいうと、てゆうか、はなっからイネスはフィアンセではないのだが、ミレディの勘違いが400年も続いていたとは言いにくいから、まあいいとする。

 ちなみに、代々、この家の女性の名前はイネスにすることとなっているらしく、この5人も全員、正真正銘のイネスである。

 これはきっと酔っぱらいの幻覚だ。
そんなことをぼーっと考えていると、秘書のイネスがまたも冷静に言い放つ。
「そして、その代々続いた遺言は、3日後の夜にやっと成就されます。私たち5人によって」
ということは…。
「何があっても他言は無用よ。その代わり、あなたにプレゼントを残しておくわ。3日後の午前0時、このホテルのカジノに行って、スロット台の前に座って。ナンバーは13。あなたは1ドルコインを入れるだけでいいわ」
5人の眼差しが痛い、けどやっぱり美しい…。

 目が覚めると、ホテルの自分の部屋。着替えもせず、だらしなく寝ている僕。
やっぱり夢か。しかし、何ともリアルな夢だった。

 信じたわけではないが、3日後の夜、カジノへと出向く。
それまで連夜の大敗を期していたので、もはやカジノは見るのもいやだったが、とにかく夢を信じて行ってみる。願をかけたわけではないが、この日までスロットだけはやっていない。午後11時59分。息を殺して0時を待つ。
と、その時、突然の停電。ざわめくお客たち。無線で連絡を取るスタッフの叫び声が飛び交う。しばらくして再び灯りが戻ると、時刻はちょうど午前0時。
ホテルスタッフの騒然とした動きから、イネスたちの仕事が成就したことがわかる。
僕は、彼女たちに言われた通り、1ドルコインをスロットに投入。力を込めてレバーを引く。
リールが回転する。そして、一つまた一つと回転を止める。そして最後の一枚も…。

 赤いランプの点滅と小気味いい連続の電子音。
と、周囲から雄叫びがあがる。 狂乱の声が響き、スロットの周りを人の群れが囲む。
ボー然とする僕。

 え、え、えーーー!!! もしかして、もしかして、やってしまったの~~~!!!
明日から僕は億万長者だぁーーー!!!
イネスーーー!!!

 何言ってんの?あたしゃイネだよぉ。残念だったねぇ、はい、ティッシュ。

え?イネ?
てゆうか、ここはどこ?
目の前には福引きのガラガラ。そして無情にころがる白い玉。

がーん、やっぱりぃ?!

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妄想余話

今回は、トルノスの機能の一つ、ダイナミックパッケージで予約をしてみた。低価格な航空券と安全かつ安価なホテルを自動的に組み合わせてくれるこの機能は、メジャーどころの地域の旅行には極めて便利。ちなみにダイナミックパッケージで取った航空券とホテルを、通常のトルノスのやり方で、別々に取ってみたが、今回の合計金額はダイナミックパッケージとほぼ同じ値段となった。つまり、飛行機が結構飛んでいて、ホテルもふんだんにある地域だったら、一つ一つ別々に取る手間が省ける分、ダイナミックパッケージでの予約の方が賢い選択といえる。しかも、時期によっては、ダイナミックパッケージの方が断然安い場合も多いという。さらに、「旅程保証」といって、例えば、急なフライトキャンセルなどで行程を変更する必要が生じた場合でも、専用のトラベルデスクがサポートしてくれるなどの、安心サービスがついている。ぜひ、試してみてほしい。

今回のMy日程表を見る!

妄想余話画像

佐々木 桂 プロフィール

佐々木 桂画像

「クリエイティブな発想が旅をより面白くする。そしてその発想は日頃の妄想によって鍛えられる」との妄想ツーリズムを提唱し、日々“妄想トラベル”を遂行!
たまたま現実に戻る時には、雑文を書き散らし日銭をもらう。その結果、お声が掛かれば本なども出し、『監督たけし』『キューケイくん』『缶詰パラダイス』等々の著書あり。元来は詩人なので『東成瀬村岩井川字村中25』『いつもそばにいるよ』などの詩集も奇特な出版社から出ている。
>>佐々木桂ブログ【桂乃徒然】

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