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JTB交流文化賞

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交流文化賞 ジュニア体験部門

第11回 JTB交流文化賞 受賞・入選作品

中学生の部

入選

旅で得られるものをもとめて

本常 夢月

私は先日、北方領土に関する研修で、岡山県代表として北海道へ行きました。そこでは、いくつかの北方領土館を訪ねたり、元島民の方のお話を伺ったりして、北方領土について多くを学ぶことができました。それと同時に、北海道の自然を始め、北方領土に関すること以外をも感じることができました。

まずは、自然です。そこは、私が住んでいる岡山とはかけ離れている場所でした。岡山は比較的晴れの日が多く、数年前までは観光PRに「晴れの国岡山」という言葉が使われていました。だから気温が高く、夏はクーラーなしでは過ごせません。しかし、北海道は夏でもとても過ごしやすかったです。特に私が訪れた北海道東部では、海沿いだということから、海風がとても気持ちよく、潮のいい香りがしました。また、土地がだだっ広くて、家がぽつぽつとしか建っていなくて、ゆったりとした印象でした。バスで移動しているとき、窓の外は一面緑で、建物ではないぽつぽつとした黒い影は何だろうと思っていると、牛でした。牧場で飼われている番号をつけて一列に並んでいるものしか見たことがなかったので、たいへん驚きました。

次に、文化です。社会科の教科書に載っていた、二重ドアの家を実際に見られて、少し感動しました。道端の畑ではコンブが広げられて乾かされていたり、積雪のときに道路のラインを示す矢印が置かれていたり、信号機が縦向きだったりと、様々なものを目にしました。

このように、地元では見られないものを見たり、感じられないものを感じられたりできる、これが旅の本来の楽しさ、素晴らしさだと考えます。このことを私に最初に教えて下さった人は、中学校の先生でした。その先生は、海外旅行がご趣味の方で、そこで得た体験を、私たち生徒にたくさん教えて下さっていました。私はその話を聞くのが大好きでしたが、次第に自分もいつかは様々な場所を訪れ、その先生のように自分の知識や教養を高め、視野を広げたいと思うようになりました。同じ日本の中の「北海道」を訪れただけでも、今回様々な感動がありました。同じ日本の中でも、「こんなに土地が広くてゆったりしているところがある」「冬は寒いけど夏は想像以上に涼しい」など、様々なことを感じ、自分の世界が広がりました。

また、旅先では、人の温かさをより感じられる気がします。旅館の女将さんが「いらっしゃいませ」と出迎えて下さった旅館のロビーでは、その日の疲れも忘れて、温かな気持ちになりました。バスガイドさんは私たちに、より素敵な旅をしてもらおうと、北海道について様々なことを教えて下さっていました。そして、様々な場所を訪れてそこを出発するとき、いつも職員の方々が見送って下さっていました。そのようなときは、とても嬉しく、また、温かい気持ちになりました。

私に旅の素晴らしさを教えて下さった先生は、次のようにも仰られていました。
「海外では日本で見られないものを見られたり感じられないものを感じられたりできるけど、暮らすとなるとそれは全く別で、人の温かさをより感じられるのだよ。日本人が忘れかけているものもね」と。

私はこの旅ですら人の温かさを感じられましたが、確かに、暮らすとなるとそれがより感じられるのではないかと、共感しました。そこで考えたのは、その先生の言葉にでてきた、「日本人が忘れかけているもの」です。確かに、考えてみれば今の日本は、住宅が密集している地域が多く、自分たちが生活していくことしか考えておらず、近所付き合いも昔に比べて薄くなっているでしょう。だから今の日本人には、「他人(ひと)を気遣う」ことができなくなっている人が、少なくないのではないでしょうか。このことは、日本人全員に共通することではありません。また、他の国の人でも、そのような人は少なくないでしょう。その象徴に、「地球温暖化」が挙げられます。他を気遣わず、自分たちのことしか考えていないから、どんどん進行してしまうのでしょう。このまま生きていくと、旅で得られる全てが損なわれてしまうのではないでしょうか。

今日の日本、つながっている未来の世界、旅で得られる感動、素晴らしさを求めて、他人を大切にし、気遣いながら生きていきたいと思います。そして、自分の知識・教養、そして視野を広げていきたいと思います。また、人間だけでなく、この地球に生きている自然や生物、全ての共存をはかりたいと、私は思います。

受賞作品

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