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インドの子供たちが教えてくれたこと
星野 優

(イメージ) 私は、今年の春休みを利用して、インドのラジャスターン州にあるウダイプールのウダワド村というとても小さな村へボランティアに行ってきました。ボランティア内容は主に、現地の子供たちのための新しい学校の建設などでしたが、私が一番見たかったのは、現地で暮らす子供たちの様子でした。

ボランティアを通じて、私は本当に沢山の子供たちと出会うことができました。 母と妹を養うために年中休むことなく働く十五才の少年や両親を無くした幼い弟の世話をする兄、石を削って彫刻を施し、それを観光客に売ることで生活源を得ている五才の少女など…。どの子供に話を聞いても胸を痛める内容でしたが、彼らは決して“苦しい”、“辛い”などと弱音は吐きませんでした。それどころか、これが私に与えられた人生なのだからこの道を生きていくと話してくれました。そして、私がインドで出会った子供たちはみんな家族と支え合い、助け合ってその一瞬、一瞬を生きていました。又、毎日が新しい発見に満ちあふれていて、私には子供たちがとても輝いて見えました。私は、自分が今まで生きてきた世界がどれほど小さな世界であったかを痛感させられました。

日本で暮らしている私たちは、鉄筋コンクリートで作られた丈夫な家に住み、辺りが暗くなったら当たり前のように電気をつけ、お腹いっぱいになるまでご飯を食べることができています。十分すぎるくらいに恵まれた環境にあっても、私たちは、いつも自分たちが満たされるための何かを求めています。しかしインドでは、今にも崩れてしまいそうな小さな家に大人数で住み、電気もきれいな水もない所で暮らしていても、自分の今の思いが今より少しでもいい未来につながると信じて、希望を持って生きている人たちがいました。

私が今回の旅で得たもの、それは“勇気”です。「明日にはきっと何かが変わるんだ」という強い想いを知り、明日へと踏み出す勇気が私にも生まれました。

たとえ電気がなくても、住んでいる場所がどこであろうとも、自分を恥じることなく、前を向いて生きていくことの大切さを身をもって感じることができた旅でした。

評価のポイント

中学生の女の子がインドの小さな村にボランティアへ行ったことにまず驚く。筆者は村で出会った小さな子供たちの生活に胸を打たれる。つらいはずの環境でありながら、弱音を言わず笑顔で過ごす子供たち。助け合いながら前向きに生きていくその姿に、明日へ踏み出す勇気をもらう。将来を担う世代が、グローバルな経験と感性を旅を通じて培っていることに頼もしさを感じる作品。



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