夕日が絶景のパゴダのあるミャンマー第3の都市「モーラミャイン」

JTBミャンマー支店
野島 啓介

ミャンマーと聞くと、ヤンゴンやバガン、マンダレーなどを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、モーラミャインという都市は、実はミャンマー第3の都市で、南部ミャンマーの中心でもあります。モーラミャインには世界最大と言われる寝仏が造られているほか、近郊には第2次世界大戦中に日本軍が敷いた泰緬鉄道の起点となる町もあります。日本ではまだあまり知られていないモーラミャインの魅力を探りましょう。

泰緬鉄道はここから始まりました。

古くから港湾都市として発達

モーラミャインはミャンマーの南部、インドシナ半島の付け根部分に位置するモン州の州都。大河タンルウィン川の河口に広がり、古くから大陸と半島とを結ぶ港湾都市として栄えてきました。
ヤンゴンからは約300km南東へ下ったところに位置しています。
アクセス方法はいくつかありますが、車でおよそ7時間かかります。長距離バスで行く場合には、8~9時間程度です。列車の場合はヤンゴン発の列車が1日3本。所要時間はおよそ10時間。
30万人都市でありながら、なだらかな丘には仏塔(パゴダ)が並び、亜熱帯の緑濃い森とタンルウィン川、そしてその向こうにモッタマ湾の海が続く、穏やかな街並みが魅力です。

丘の上に並ぶいくつもパゴダの中でも最も知られているのがチャイタンラン・パゴダでしょう。ふもとから長い参道を登っていくと、境内から素晴らしい眺めを望めます。夕日に輝く川の景色も美しいので、時間があったら夕方参拝するのがお勧めです。

緑豊かで穏やかな街並みも魅力の一つ。

泰緬鉄道のおもかげを今に

郊外にもみどころがあります。
中でも、モーラミャインからさらに南に下ったダンビュザヤは、旧日本軍が第2次世界大戦でインドシナ半島に敷設した「泰緬鉄道」で知られています。この町は、いわば泰緬鉄道のミャンマー側のスタート地点だったのです。この鉄道は連合軍捕虜やローカルの人々の過酷な労働で開通したため、「死の鉄道」と呼ばれ、映画「戦場にかける橋」の舞台ともなりました。
戦後は一時、ミャンマーの人々からも忘れ去られていましたが、当時日本から運んだ蒸気機関車が整備され、「死の鉄道博物館 The Death Railway Museum」として展示されています。

●死の鉄道博物館 The Death Railway Museum
営業時間:8:00~17:00
入場料:5000チャット(約369円)
住所:
Thanbyuzat, Mon State, Burma Bo Nay Win Street
Tel:0990863293

当時日本から運んだ蒸気機関車が展示されています。

世界最大の寝釈迦仏も

一方、モーラミャインの南にあるムドンには、世界最大と言われる寝釈迦仏ウィンセントーヤがあります。高さ28m、全長は183mという巨大さです。緑濃い熱帯雨林の森にミャンマーらしい、鮮やかに彩色されたブッダの寝姿がくっきりと映えます。内部も見学可能です。
モーラミャインから車で約1時間。入場料は無料です。

ミャンマーは豊かな自然にパゴダや寺院が溶け込んでいる、見どころが本当に多い国です。ヤンゴンだけでなく、地方のさまざまな町にもぜひ足を延ばしてみてくださいね!

世界最大と言われる寝釈迦仏ウィンセントーヤ

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野島 啓介

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