インバウンド事例 2019 【事例】MRを活用して北海道「むかわ竜」を誘客の目玉に

 

インバウンド事例 2019 【事例】MRを活用して北海道「むかわ竜」を誘客の目玉に
2019.05.29
中国、台湾、シンガポール、タイ、ドイツ、フィンランドの40名以上の方が北海道むかわ町「むかわ竜」をMRで体験。新テクノロジーによる仮想現実の体験を誘客コンテンツにする試みを紹介します。

目次

8メートルの恐竜が目の前に現れる

新千歳空港内に設置された専用ブース むかわ竜

5月25日から31日まで北海道新千歳空港でMR(Mixed Reality)技術を活用し、訪日外国人を地域に誘客する実証実験を行っています。コンテンツとしては、北海道むかわ町で化石が発見されたハドロサウルス科恐竜(むかわ竜)をモチーフにホログラムを作っております。空港内に設置された専用ブースにおいて、マイクロソフト社のMR端末「ホロレンズ」を着用する事で、8メートル程ある実物大のむかわ竜が空港を歩き回っている様子を見る事が出来ます。また、別のシーンでは、自分が洞窟内にいて、迫ってくるむかわ竜に触れるかのような体験が出来ます。

実験の目的としては2つあり、1つはMRという最新テクノロジーによる、地域の素材を活かした新たな観光体験を訪日外国人に提供し、その有用性を確認する事、もう1つは本実験で協力頂いているむかわ町様の認知を向上させ、地域誘客の検証を行う事となります。

VRやMRを活用してコンテンツ開発

MR体験 新千歳空港

2日目終了時点で、230名、内インバウンドは40名の方にご体験を頂いております。国籍としては、中国、台湾、シンガポール、タイ、ドイツ、フィンランド等の世界各国の幅広い国の方々にご体験頂いており、MRという新テクノロジーによる仮想現実の体験に対して関心が高い事が伺えます。

体験した方々にはアンケートをお願いしておりますが、体験の満足度と第三者への推奨傾向については、ほとんどの方から好意的な評価を頂いております。地域誘客の面でもむかわ町を知らなかったが、行ってみたいという回答が大多数を占めており、地域の認知度を上げるコンテンツとしての可能性を感じております。

体験者の多くは、VR体験を今までした事が無い方がほとんどで、MRとなると、ほとんどの方が未体験となりますが、新しい世界だった、ライブ感がすごく、雪の北海道や海の中の世界等、他のシーンでのコンテンツを見たいと思った等、今後のコンテンツの開発に期待する色々な声を頂きました。

実験は531日までの開催となりますので、今後も出来るだけ多くの声を集め、今後の検討に繋げていきたいと考えております。

MRを活用した体験コンテンツ作り

今回の体験イベントは、MRの活用が現状進んでいない観光分野においては先進的な取り組みとなります。MRによって、「現在は失われてしまったもの」「通常は見ることが出来ないもの」を現実世界に重ね合わせて表現する事が出来ますので、全国にある観光素材の原石を体験可能にし、訪日外国人の方々にも分かりやすくお伝えしていきたいと考えております。

今後の展開としては、ふたつあります。1つは今回のように人流集積地において、認知向上の為のプロモーションの手段として活用する事、もう1つは現地においてコンテンツを作り、コンテンツ自体を訪問の目的として頂く事を考えております。

今後も実験を積み重ね、観光客の誘致に役立つコンテンツの磨き上げに努めていきたいと考えております。

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