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ライブ 旅のコラム

ライブデスク・プランニングマネージャー山本直幸が旅のコラムをお届けします。

伝統のお菓子

シュトリーツェルマルクトのシュトレンの店 世界最古といわれているクリスマス市、ドレスデンの「シュトリーツェルマルクト」の歴史は、1434年まで遡り、今年は580回目を迎えます。
ドレスデンに居を構えたザクセン選帝侯フリードリヒ2世の命で、1日だけの肉を扱う市として始まりましたが、その後ドレスデン以外の街々からも市で商いをしようと職人や商人が集まるようになり、16世紀にはかなり大きな規模の市に発展しました。そして1700年以降には開催日も延長され、今では毎年11月末〜12月24日の期間中に国内外から約250万人が訪れるほど高い人気を誇るクリスマス市になっています。

そしてこの伝統のクリスマス市に欠かせないものといえば、「シュトレン」と呼ばれるお菓子です。そもそもドレスデンのクリスマス市が「シュトリーツェルマルクト」と名付けられたのは、以前「シュトレン」が「シュトリーツェル」と呼ばれていたからなのです。 シュトレン しかしシュトレンの起源はドレスデンではなく、1329年にナウムブルクという街で、司教ハインリヒにクリスマスの贈り物として献上されたのが始まりです。当時断食の期間は、バター、ミルク、卵の使用が認められていなかったので、水とわずかな油だけで練られて作られていました。記録上シュトレンが「シュトリーツェル」という呼び名で初めてドレスデンに登場したのは1474年のことです。たっぷり降りかけられた粉砂糖が白い産着に包まれたキリストを連想させるので、クリスマスの食べ物として作られるようになりましたが、決して美味しいものではありませんでした。1491年、教皇インノセント8世が、フライブルク大聖堂などの建設費用を出すことを条件に、油の代わりにバターの使用を許可したことは、シュトレンが質素な食べ物から美味しいお菓子になる転機になりました。さらにドレスデンの宮廷菓子職人ハインリヒ・ドラスドがドライフルーツを加えて焼き上げたことで、今のような独特の風味と豪華さを兼ね備えた「シュトレン」になったのです。それ以来伝統のお菓子としてドレスデンのクリスマスには欠かせないものになりました。

シュトレン今では「シュトリーツェルマルクト」のハイライトとして1日だけ「シュトレン祭り」が開催され、まさに伝統のお菓子がクリスマス市の主役になっています。現在のドレスデンの美しいバロックの街並みを築いたアウグスト侯は、1730年、大規模な軍事的な催しを行った際に、100人もの菓子職人に1週間かけて1.8トンの巨大なシュトレンを作らせ、2万人以上の客に振る舞ったといわれています。そのような巨大なシュトレンを1994年から毎年作るようになり、「シュトレン祭り」で披露されるようになりました。世界記録としてギネスブックに登録されているシュトレンは、2000年のシュトレン祭りに作られた長さ4m、幅2m、高さ1m、重さ4.2トンという巨大なものです。2013年にはさらに大きな4.246トンのシュトレンが作られたとのこと。今年はもっと大きなシュトレンがお目見えするかもしれません。ちなみにこの巨大シュトレンの入刀時に使用されるナイフも巨大で、長さ1.6m、重さ12kgもあります。

伝統のクリスマス市が生んだ伝統のお菓子「シュトレン」・・・クリスマス時期にドレスデンを訪れたら、是非食してみてください。

※ライブデスクは、毎冬、クリスマス時期にドレスデンを訪れるコースを企画していますが、それ以外の時期も音楽的にも魅力のある街ドレスデンを訪れてみてはいかがでしょう。

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