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ライブ 旅のコラム

ライブデスク・プランニングマネージャー山本直幸が旅のコラムをお届けします。

ベンツって?

ウィンナー・シュニッツェル 日本でも根強い人気のある外国車「ベンツ」は、日本だけで一般に使用されている名称であることをご存じでしょうか。「ベンツ」の国、ドイツでは、「メルツェデス」(日本では「メルセデス」)という愛称で呼ばれていて、「ベンツ」と呼ぶ人はいません。
「メルツェデス」の由来は、オーストリア人のエミール・イェレニックという商人が、1889年9月16日に誕生した娘に、メルツェデス(Mercedesスペイン語で「慈悲深い人」という意味)という名前を付けたところにあります。イェレニックは、1898年、カー・レースのためにダイムラー社に車を1台注文し、その車に最愛の娘の名前を付けました。翌年のレースで、「メルツェデス」が勝利したことに気をよくしたイェレニックは、1900年、36台の車を発注したのですが、その際2つの条件をつけたそうです。一つはフランス、オーストリア、アメリカでの独占販売権、もう一つは36台の車の名前をメルツェデスにするということだったとか。当時、小さな工場で車を製造していたダイムラー社は、この大口注文の条件を受け入れました。そして1902年には、「メルツェデス」という名前を商標登録し、以後ダイムラー社の商標として使用されるようになったのです。
では「ベンツ」という名称は、一体どこからでてきたのでしょう? 現在のダイムラー社の出発点は、ダイムラーが、1890年に設立した会社です。創始者ダイムラーは、1883年、1気筒のエンジンを開発し、1886年に初めて車を製造しました。ちなみに1891年には4気筒エンジンの車を製造しています。ベンツは、それと平行して、1885年、ガソリンを使用したエンジンを開発しました。そして1926年、両者が一緒になってダイムラー・ベンツ社としたのです(一時ダイムラー・クライスラー社、日本法人は「メルセデス・ベンツ」)。日本では「ダイムラー」とか「メルツェデス」という呼び名より、単に「ベンツ」の方が呼びやすかったので普及したのかもしれません。
「メルツェデス」のシンボル、星のマーク(写真)は、1907年、イェレニックのために製造した車に初めて付けられました。その時には、現在のような星の周りの円はありませんでした。星の意味は、右下が地上(自家用車、トラック、バス等)、左下が海上(船やボート)、上が空(飛行機)で、ダイムラーが当時自動車だけではなく、船や飛行機の製造を視野に入れ考案したものです。1910年に付けられた円は、地球、つまり世界を意味しています。まさにダイムラーの願いがかない、メルツェデスは世界に羽ばたき、ダイムラー・ベンツ社は自動車だけではなく航空・軍需の分野にも進出し、ドイツで最大級のコンツェルンに成長しました。
「ベンツ」の本社は、観光地ではないのであまり訪れる機会もありませんが、南ドイツに位置するバーデン・ヴュルテンベルク州の州都、シュトゥットゥガルトにあります。有名なメルツェデス・ベンツ博物館は、1961年にオープンし、2006年に新築されたモダンな建物で再オープンしました。1886年に製造した最古の車(特許を取得した人力車のようなものにエンジンを付けた車)から最新の車(F1で走った車等)まで、年代順に100台以上が展示されています。昭和天皇用の特注の車もあります(防弾ガラス)。 「ベンツ」を愛用している方に限らず、車に興味のある方なら、是非、訪れてみたいスポットです。

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