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ライブ 旅のコラム

ライブデスク・プランニングマネージャー山本直幸が旅のコラムをお届けします。

野外オペラの始まりは・・・

「ロミオとジュリエット」ゆかりのジュリエットの家  ヴェローナといえば、シェークスピアの「ロメオとジュリエット」の舞台としてよく知られています。現在もロミオとジュリエットゆかりの場所が残されており、訪れる旅行者は後を絶ちません。 ところで「マクベス」、「オテロ」、「ファルスタッフ」、「ウィンザーの陽気な女房たち」、「真夏の夜の夢」など、シェークスピアの作品の多くは、オペラになっていますが、その中でも「ロメオとジュリエット」は、最も多くの作曲家にインスピレーションを与えた作品と言われています。
グノーの同名のオペラが特に有名ですが、二人の姓名である「カプレーティとモンテッキ」というベルリーニ作のオペラもよく上演されています。意外に知られていないようですが、バーンスタインの傑作ミュージカル、「ウェストサイド物語」も、実はこの物語に題材をとり、舞台をニューヨークに移した現代版「ロメオとジュリエット」なのです。
「ロメオとジュリエット」を通してオペラとも関わりのあるヴェローナですが、夏の時期は、アレーナと呼ばれる古代ローマ時代の巨大な円形闘技場で繰り広げられる世界最大規模の野外オペラ祭が、世界中の多くの人々を惹きつけています。アレーナ ローマのコロッセオの2/3くらいの大きさですが、152m×128mという長円形の中に2万人以上の観客を収容することができます。保存状態がとてもよく、勿論音響効果も抜群で、この巨大な空間を生かした大スペクタクルな舞台が最大の魅力です。 出演歌手も豪華な顔ぶれで、若手の歌手にとってはスターへの登竜門の役割も果たしています。例えば世紀のプリマドンナ、マリア・カラスは、最初にイタリアで歌ったこの場所で、華々しくデビューを飾っています。
  さて、野外オペラ祭の始まりにはこんなエピソードがあります。 イタリアを代表するオペラ作曲家ヴェルディの生誕100年にあたる1913年6月、アレーナのあるブラ広場のレストランで仲間と食事をしていたテノール歌手ジョヴァンニ・ゼナテッロが、ヴェルディの生誕を祝うためにアレーナでオペラを上演してみてはどうかと提案したそうです。それで早速目の前のアレーナへ飛んでいき、ゼナテッロが「アイーダ」の有名なアリア「清きアイーダ」を歌ってみたところ、保存の良い石段に反響する歌声が素晴らしく、これならいける、と確信してすぐに準備を進め、2ヶ月後の8月には記念すべき最初の「アイーダ」が上演されたとのことです。アレーナのんびりとしたお国柄というイメージのあるイタリアにしては、実に素早い動きが功を奏したようで、今では 「ロメオとジュリエット」よりもヴェローナの代名詞的な大イベントになりました。
歴史のあるイタリアを旅すると、名所旧跡や絵画などに目が行きがちですが、普段は音楽やオペラに関心のない方も、イタリアならではの楽しみの一つとして、古代闘技場で壮大なオペラの醍醐味を堪能してみるのもよいかもしれません。
今年は丁度、音楽祭が始まって100年目になります。ヴェルディ生誕200年のメモリアルイヤーとも重なり、音楽祭はヴェルディ一色で賑わいます。この夏は、ヴェローナを訪るよいチャンスともなるでしょう。

※ライブデスクは、6月〜8月、ヴェローナ野外音楽祭を訪れるツアーを多数企画しています。是非一度、野外ならではの独特な雰囲気を味わうためにお出かけください。2017年度のツアーは、11月下旬より発売予定です。

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