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九份の名物カフェ、阿妹茶酒館

JTB台湾
蔡佩均

斜面にへばりつくように建物が続く九份

日本が台湾を統治していた時代の面影を残す小さな町・九份(きゅうふん、ジォウフェン)。時代に取り残されたような風情が、不思議に多くの人の心を引きつけ、今台湾の中でも人気の高い観光地となっています。特に訪れた人が思わず歓声を上げてしまうのが、阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)。エキゾチックなその外観と日が暮れると灯される赤い提灯が、何とも言えない妖しさと美しさを醸し出します。九份と阿妹茶酒館について、JTB現地スタッフがご案内します。

閉山とともに打ち棄てられた町

台湾島でも最北端近くに位置する小さな町・九份は、清の時代にはわずか9軒しか家がなかったという言い伝えがあるほど小さな町だったそうですが、その後、金鉱脈が発見され町は急速に発展します。特に日本統治時代には最盛期を迎え、3~4万人が住んでいました。日本が撤退した後も鉱山の採掘は続くのですが、やがて鉱脈は尽き、1971年に閉山。山とともに町も、時間がそのまま止まってしまったかのように急速に廃れていきました。

九份が再び脚光を浴びるのは、1989年に公開された映画「非情城市」の大ヒットがきっかけ。九份の、日本でも中国でもヨーロッパでもない不思議な街並みが、ストーリーとともに人々の心をわしづかみにしたのでした。
中でも阿妹茶酒館の独特の造りは一度見たら忘れられない印象深さです。

かつては家具工場だった阿妹茶酒館

多くの観光客が押し寄せ、今ではさまざまなカフェや茶藝館が軒を連ねていますが、かつてはこれらの多くは民家などでした。
例えば阿妹茶酒館よりも少し高いところにある九份茶坊(ジォウフェン・サボウ)。昔ながらの風格ある木造の建物ですが、ここはかつて鉱山で賑わっていた頃、工場長が住んでいた邸宅でした。日本の寺大工が建てたそうで、あちこちに日本的な雰囲気を感じられる茶藝館です。

阿妹茶酒館も、かつては家具などを作る工場だったそう。
中に入ると、日本文化と中国文化が混じり合っているような独特の雰囲気が漂います。急な斜面に建てられているため、店内は奥行きはなく、窓の向こうには貼りつくように続く九份の建物と、その向こうに海が望めます。
夕暮れ時、明りが灯されたその姿を見ると、まるで宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の世界に引き込まれそうになるかもしれません。
店内では、台湾茶や茶菓子が出されるほか、食事も可能です。またアルコール類も提供しています。
お茶を単品で注文する場合には、お茶代に加え別途「お湯代」(一人100元程度)が必要です。ちょっと割高に思われるかもしれませんが、急須にお茶を何度でも追加でき、時間制限などがないので、ゆったりとお茶と風景を楽しめます。ちょっと割高かなと思う方には、お茶とお茶菓子がセットになったものがいいかもしれません。

九份のメインストリートは、頂上へと登っていく道の豎崎路(ケンザキロ)と、その豎崎路に交差する基山街(キサンガイ)。豎崎路にはその眺望の素晴らしさをうたったカフェや茶藝館などが軒を連ねていますので、散策に疲れたら遠く海を見下ろすさまを眺めながらお茶を楽しめます。 一方、基山街は台湾スナック(?)の「小吃」をいろいろと楽しめる小吃ストリートといった趣です。
前述の九份茶坊は、この基山街にあります。

九份への行き方

夜になると幻想的で、「千と千尋…」の妖怪たちが今にも出てきそう

九份へ公共交通機関を利用して行くなら、台北車站よりMRT板南線で忠孝復興駅まで行き(約15分)、そこから「九份・金瓜石」行きのバス(約1時間半)を利用するのが便利でしょう。
バスだけでなく、台北周辺からタクシーで行くこともできます(約60分)。 帰りのバスなどは混み合うことがありますので、バスの時間などは確認して余裕を持ってプランを立てた方がいいでしょう。

公共交通機関の乗り継ぎなどに不安や煩わしさを感じる方は、現地発着のツアーが多く出ていますので、そちらを利用してもいいでしょう。
JTBでも朝出発して、午後早いうちに台北に戻れるものや、午後出発して夕景を楽しめるもの、提灯に火がともる幻想的な夜景を楽しむものなど、ツアーをいくつかご用意しています。ご自身のツアーのプランに合わせてお選びください。

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