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烏来温泉(ウーライ温泉)へ 台北から日帰り旅行

JTB台湾
山崎 真代

「美肌効果」で知られる烏来温泉郷。弱酸性炭酸泉のお湯が沸き出た川は、エメラルドグリーンに染まります。

日本国内で温泉めぐりを楽しむ方は多いですが、海外旅行で温泉というのはあまり聞かないかもしれません。

でも台湾は、日本と同じく温泉文化を楽しむお国柄。国内と同じぐらいの手軽さで体験できる温泉がいろいろあります。なかでも、台北から日帰りで、路線バス一本で出掛けられる温泉スポットとして知られているのが、烏来(ウーライ)温泉郷です。

台湾原住民族のエキゾチックな村

烏来温泉郷へは、台北駅から849番路線バスで約1時間半。またはMRT新店駅から路線バスで終点の烏来温泉まで約30~40分で到着します。台北郊外へ出るとけっこう急な山道を、市内とは全く違う緑深い景観を堪能しながらバスは走ります。終点の烏来に到着してバスを降りると、もうそこから温泉街が見えます。

烏来は、もともと台湾原住民のタイヤル族が多く暮らしていた地域で、「ウーライ」という地名は、タイヤル族の「温泉」を意味する言葉が由来だそうです。街並みも、近代的な台北市内とは全く異なる雰囲気。お土産も、民族色豊かなカラフルものが並んでいて興味深いです。そんなちょっとエキゾチックな雰囲気も、 ひと味ちがう台湾を求める人に注目される理由でしょうか。

烏来の駅。

お土産や食の魅力もたくさん。

橋もカラフルです。

川沿いに並ぶ温泉宿。どこか日本の風景を思わせる懐かしい雰囲気。

ホテルや日帰り温泉宿は、桶後渓と南勢渓に合流するあたりを中心に集まっています。川沿いに温泉宿がひしめく景観は、日本各地で見かける温泉地にそっくり。

もっとも、台湾で温泉といえば、水着着用が常識です。持参していない方にはレンタル水着もあります。川沿いにも温泉が自然にわき出ているところがあり、その回りでは石を積んだり、穴を掘ったり、自分だけの温泉作りに熱中する人もいます。ほかにも無料で誰でも利用できる露天風呂施設などがあって、熱い温泉と、冷たい川の水に交互に入ってはしゃぐ姿も。のどかに温泉を楽しむ人々の光景に癒されます。

泉質は弱酸性炭酸泉。無色無臭で、お湯は皮膚に潤いをもたらし、角質を軟らかくする効果があるそうで、美肌効果で知られています。やけどなどの傷跡や、皮膚のトラブルにも効くそう。硫黄のにおいが苦手な方も、ここなら大丈夫です。

烏来瀑布も見どころのひとつ

トロッコの駅を降りると、目の前に烏来瀑布が見えます。マイナスイオンたっぷり。

烏来観光で人気のアトラクションの1つがトロッコです。山の奥にある烏来瀑布(白糸の滝とも呼ばれています)まで、約2kmをゴトゴトと走るレトロな乗り物で、かつては材木を切り出すのに使われていました。

料金は片道50元。渓谷の風に吹かれ、マイナスイオンを感じながら楽しむアトラクション。意外にスリルもあります。到着駅の目の前には、高低差82mの烏来瀑布が流れ落ちていて、この滝の上までさらに進むロープウェイもあります。

烏来瀑布の周辺まで来ると、タイヤル族の居住区らしい雰囲気がさらに強くなります。伝統舞踊のショーを行うところや、雑貨、土産物屋がたくさん並んでおり、散策を楽しむのにぴったり。ほかでは買えないめずらしい旅の記念品をお探しの方にお勧めです。

タイヤル族の誇り高き伝統

タイヤル族は、台湾原住民14部族の1つで、人口規模は2番目に多い8万5000人ほど。清の時代の半ばにこの辺りに移住しました。文字を持たない民族ですが、口承伝説によると、もともとは南投県仁愛郷に暮らしており、その後、人口増加により一部が北に移動。現在の烏来村、忠治村あたりにやってきました。

烏来温泉のある烏来区では、今も住民の約3割をタイヤル族が占めています。顔に刺青を彫る、首狩りの慣習を持つなど、勇猛果敢な部族として知られ、日本統治時代は最も抵抗が激しかったといいます。

烏来温泉郷には、「タイヤル族民族博物館」があり、3階建ての館内で、歴史や伝統文化、生活風習、宗教信仰、祭典行事などが詳しく紹介されています。例えば入れ墨は、狩猟と機織りの技術をもつ男女のみに許された名誉であり、入れ墨を彫ると結婚の資格が与えられたそうです。美しい伝統工芸の展示や、歌と踊りのショー(休日限定)、トンボ玉や織物、ブレスレットの手作り体験講座も開かれていて、伝統的な機織り機を使うこともできます。

せっかく烏来まで足を伸ばしたのだから、素朴なタイヤル族の料理や、烏来名物の山の幸もぜひ試してみたいところ。温泉街の商店や屋台で、竹の筒に入ったおこわ「竹筒飯」、天然ものの桂竹タケノコの炒めもの、烏来名産の柔らかく細いネギ「山珠葱」、イノシシ肉や川エビの料理など、つまんでみてください。山の滋養にあふれ、さっぱりとした味わいは、忘れられない思い出になりそうです。

烏来タイヤル族民族博物館
営業時間:火~金9:30-17:00、土日9:30-18:00、月曜休館
住所:新北市烏来区烏来里烏来街 12 號
電話:886-2-26618162

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この記事を書いたレポーター

山崎 真代

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