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バツー洞窟 クアラルンプールから行けるヒンズー教聖地

JTBマレーシア
志田

多様な宗教を信仰する人々の暮らすマレーシア。写真は首都、クアラルンプール。

マレーシアは多民族国家なので、イスラム教のほか、仏教、キリスト教(カトリック、プロテスタント)、ヒンドゥー教、儒教など様々な宗教の信仰が認められています。

クアラルンプールから北へ13kmほどのところにあるバツー洞窟はヒンドゥー教の聖地とも呼ばれているところ。巨大な洞窟、洞窟の中に祀られている神々にヒンドゥー神話の壁画、世界一の高さを誇る神像など見どころ満載です。KTMコミューター線の駅前に位置しておりアクセスも便利。クアラルンプール滞在の折にはぜひ訪れたい観光スポットです。

洞窟までたどり着くのに272段

42.7mの黄金像の横には洞窟に続く階段

バツー洞窟はKLセントラルからKTMコミューター線で30分ほど。終点バツー・ケーブス駅は2010年に延伸された新しい駅で、駅を降りると正面がバツー洞窟です。まず、入口に建っている巨大な黄金像に圧倒されます。これは高さ42.7mのムルガン像(Murugan)で、2006年に建てられた比較的新しいもの。黄金像の横に階段があり、洞窟の入り口につながっています。階段は272段。一気に上るのはかなりきついので、ゆっくり休みながら上がっていきましょう。途中、野生のサルが近づいてきて持ち物を奪っていくので注意が必要です。上りきったところで後ろを振り返ると、かなり高いところまで上ってきたことが実感できます。前を向けば、そこは巨大な鍾乳洞の入口。インド系の有力者がここをヒンドゥー教の寺院としたのは100年ほど前のことですが、鍾乳洞自体は4億年の時を刻んでいるのだそうです。

ヒンドゥー教は多神教なのでいろいろな神様が祀られており、洞窟内の寺院やヒンドゥー神話の壁画もどことなく華やか。神像の背景となる鍾乳洞自体がすばらしい芸術品となっていて、その神秘的な雰囲気に圧倒されます。

鍾乳洞の内部にはいろいろな洞窟があり、そのなかの1つで「ダーク・ケーヴ・ツアー」(Dark Cave Tour)というのが実施されています。英語ガイドが明かりのない真っ暗な洞窟の中を案内し、鍾乳洞の成り立ちや洞窟内の生物などについても解説します。

階段から後ろを振り返ると・・かなり高いです。

洞窟の入り口

過激なヒンドゥー教の儀式「タイプーサム」

バツー洞窟は、ヒンドゥー教の神聖な儀式「タイプーサム」が行われることでも有名です。タイプーサムは毎年1月下旬から2月上旬にかけて行われ、150万人もの信者が参加します。

信者たちは頬、舌などに長く太い釘を刺し、カバディ(Kavadi)といわれる大きな儀式用具を担ぎ、行列をして洞窟に向かいます。苦行に耐えるほど信仰心が篤いとされ、信者たちは自らの体を傷つけながらも堂々と街を練り歩きます。これがタイプーサムが「奇祭」と呼ばれる所以です。信者たちはタイプーサムの約1か月前から菜食、禁酒、禁欲をし、身体が肉体的快楽を欲さなくなれば、痛みを感じることなく苦行できると信じているそうです。

あまりに過激な儀式のため、ヒンドゥー教の本場インドではタイプーサムが禁じられており、この儀式が行われているのはマレーシア、シンガポール、タイだけです。日本人には馴染みの薄いヒンドゥー教ですが、多民族国家マレーシアの重要な一片でもあり、バツー洞窟はそれを伺い知ることができる場所でもあるのです。

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この記事を書いたレポーター

志田

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