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ルーブル美術館の至宝「これだけは押さえておきたい」展示品6選

マイバスフランス
平川千香

年間800万人以上が訪れ、所蔵作品数は30万点以上という世界最高峰、最大級のルーブル美術館。フランス革命直後の1793年にルーブル宮が美術館として公開されて以来、芸術家はもちろん、世界中の人々を魅了し続けています。パリを訪れたら、美術が好きな人も、それほどでもない人も、世界最高峰の美術館に1度は訪れたいもの。とにかく広い館内を隅から隅まで展示品を見て回ったら、「1週間あっても足りない!」なんていう人もいるほど。何度訪れても楽しめるのもルーブルの魅力です。そこで、ルーブル美術館を訪れたら「これだけは見ておきたい展示品6選」をご紹介しつつ、ルーブル上級者やリピーターの方に筆者がおすすめしたい作品3選もあるので、是非チェックしてみてください!

※尚、フロア表示は館内で困らないよう現地表示でご紹介いたします。
ゼロ階=地上階=日本の1階1階=日本の2階2階=日本の3階

※2016年5月現在の展示状況です。予告なく変更になることがあります。

ルーブル美術館には3つの翼廊に分かれています。最も名作の多いドゥノン翼からご紹介します。

(1)ギリシャ彫刻「サモトラケのニケ」

ギリシャのサモトラキ島の神々の神殿にあった彫刻「サモトラケのニケ」。紀元前190年頃の海戦の勝利を記念して制作された彫刻とも言われています。ニケとはギリシャ語で「勝利の女神」という意味だそう。ドゥノン翼とシュリー翼の境、ダリュの階段の踊り場に、高さ3m以上もある女神が立っています。地上階(Ground Floor)から1階へと階段を上がっていくと、船の舳先にたつ有翼の女神ニケが翼を広げているのが見えます。2階部分から見下ろすことも。その圧倒的な存在感、しなやかさの中に力強さが感じられる、まさに勝利の女神。頭部がなく、女神の表情が分からないためか、広げた翼の美しさが際立ちます。発掘時にはバラバラだった胴体部分をつなぎ、修復されたそうです。では、このニケを中心に見学してまいりましょう。

(2)ラファエロ「聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ」

イタリア・ルネッサンスの三大巨匠のひとり、ラファエロが木版に油彩で描いた作品です。聖母の持つ聖書に手を伸ばしているのが幼いイエスで、隣には幼い日の洗礼者聖ヨハネが描かれています。ニケの階段を登り、更にニケに向かって右の階段を進んだ先、ドゥノン翼1階・イタリア絵画の部屋に展示されています。

(3)世界で一番有名な微笑み「モナ・リザ」

イタリア絵画の部屋から右の小部屋に入ると世界で一番有名な絵画とも言える、レオナルド・ダ・ヴィンチが1503~06年頃に描いたとされる油彩「モナ・リザ」があります。ルーブルは初めてという人も、これまで何度も足を運んでいる人も、「モナ・リザ」を見ずには帰れません!この絵だけを目当てにルーブルにやって来る人も多いため、「モナ・リザ」の前はいつも大変な混雑ぶり。絵画の前に辿りつくのに辛抱強く待たなければなりません。世界一の微笑みをぜひ自分の目で見たいもの。

勝利の女神「ニケ」

ラファエロの聖母子像

世界中の憧れ「モナ・リザ」

(4)ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」

歴史の教科書で見た人も多いはず。フランスロマン主義の巨匠ウジエーヌ・ドラクロワの傑作「7月28日-民衆を導く自由の女神」。1830年のフランス7月革命で蜂起した人民の姿を描いたロマン主義的作品。民衆を導く女性はマリアンヌ(フランスのシンボルであり、同国を象徴する女性像)。ドラクロワは自由と祖国を女性とあらわになった胸元で表現しているそう。画中、シルクハット帽と銃を手にしているのはドラクロワ本人であるとも言われています。フランスを象徴するようなこの絵画は、「モナ・リザ」の裏手に回って左方向のフランス絵画セクションにあります。

(5)「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」

フランス新古典主義の巨匠で、ナポレオンのお抱え画家、ジャック=ルイ・ダヴィットが描いた巨大な絵画作品。1804年にパリのノートルダム大聖堂で行われた、ナポレオン1世の盛大な戴冠式の様子が描かれています。絵画の中のナポレオンは実際よりも細身で背も高く、妻ジョセフィーヌもより若々しく描かれているそう。そして、皇帝よりも位の高いローマ教皇に背を向けたナポレオンが妻ジョセフィーヌに冠を授けるという実際にはありえない状況が美しく描かれ、画中の誰が主役かを明確に表現しているといいます。「モナ・リザ」の裏手に回って右方向のフランス絵画セクションにあります。そのまま真っ直ぐ進むとサモトラケのニケに戻ります。 因みに、この作品はルーブル美術館で2番目に大きな絵画(縦6.3×9.3m)。最大の絵画は、イタリアの画家ヴェロネーゼが16世紀に描いた油彩「カナの婚宴」で、縦6.77m、横9.94mという大きさ。「モナ・リザ」の正面に展示されています。

(6)不完全ゆえの魅力「ミロのヴィーナス」

ルーブル三大至宝の1つに数えられる通称「ミロのヴィーナス」は、正式には「アフロディーテ」。紀元前2世紀頃に制作されたと推測され、1820年にギリシャのメロス島(ミロ)で発見されました。作者は不明。サモトラケのニケのある階段を地上階まで下りてシュリー翼に移動するとすぐの古代ギリシャ芸術部門に展示されています。正面からだけでなく、後ろからも横からも、さまざまな角度から間近で彫像を眺めることができます。彫像には腕がないためか、象徴物を持っていないことで、どの種類の女神か識別できないそう。ただ、不完全な形で現存しているからこそ、見るものの想像力を掻き立て、より魅力的で、人々の印象により強く残るのかもしれません。因みに、残る2つの至宝は、「モナ・リザ」と「サモトラケのニケ」と言われています。

ドラクロワの傑作のひとつ

ナポレオン1世の戴冠式

ミロのヴィーナス

ルーブルリピーター向けおすすめ展示作品

歴史的資料「ハムラビ法典」

「レースを編む女」は静謐の画家と称されるフェルメールの作品の中でもっとも小さな絵画(縦24×横21cm)です。実際に自分の目で作品を見て、想像していたよりも小さなサイズに驚く人は少なくありません。レモン色と鮮やかな青色(フェルメール・ブルーと呼ばれています)が印象的で、懸命にレースを編む女性の姿が優美に描かれています。印象派の巨匠ルノワールやゴッホといった芸術家を魅了した「レースを編む女」は必見。リシュリュー翼オランダ絵画の部屋が工事中のため、現在はシュリー翼2階(日本の3階)に展示されています。

ルーブルも何度目かの訪問ならぜひ古代エジプト芸術にも触れてみたいものです。シュリー翼地上階(日本の1階)・古代ギリシャ美術ミロのヴィーナスをそのまま奥に進んだところにあります。密かな人気、知る人ぞ知る作品。それが猫のミイラたち。古代エジプト時代、猫は神として崇拝されていたようで、数体の猫ミイラが展示しています。ネコの顔の部分には布が巻かれていますが、そこに描かれたネコの愛嬌のある表情を見ると、数千年前のものとはとても思えません。

更にそのままリシュリュー翼まで進むとコルリバードの中庭近くに、「目には目を、歯には歯を」で有名なハムラビ法典があります。、今から約3700年前(紀元前18世紀頃)、バビロンの王が建てたという「バビロンの王のハンムラビ法典」の玄武岩製の碑。その高さ2m以上と見上げるほどの碑には楔文字とアッカド語で、日常生活に関する規則などで、家族や奴隷、農業や行政の権利、婚姻や遺産相続などについて書かれているといいます。メソポタミア芸術のセクションに、この極めて重要な歴史的資料が展示されています。

いかがでしょう。「ルーブル早見、ここだけは押さえたい展示作品」をご紹介しました。絵画や彫刻といった展示品を鑑賞する合間、ソファが置かれていますので、特級クラスの絵画や展示作品に囲まれて休憩をしつつ、もし自分の居場所がわからなくなったら窓から外を見てみてください。中庭のピラミッドの位置を目印にして地図と照らし合わせると方向を失わずに見学出来ます。ガイドブックやパンフレットを見ながら、自分で館内を好きなように巡るのもよし、専任ガイドの解説を聞きながらじっくり鑑賞するもよし。いっそのことルーブル美術館を貸しきるっていう贅沢な夢のようなサービスも。JTBでも各種ルーブル見学ツアーを提供しています。

フェルメールの「レースを編む女」

猫のミイラ

中庭のピラミッド

この記事でご紹介したスポット

この記事を書いたレポーター

平川千香

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18 Rue des Pyramides 75001 Paris
営業時間: 9:00〜19:00
電話: 国番号(+33)01-42-44-14-30、日本からかける場合:010-33-1-42-44-14-30

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