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JTB交流文化賞

第12回受賞作品発表

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交流文化賞 ジュニア体験部門

第10回 JTB交流文化賞 受賞・入選作品

中学生の部

優秀賞

神戸の「御影」から北海道の「御影」へ

道谷 将貴

僕は、神戸市東灘区の御影という街に住んでいる。最寄り駅は「阪神御影駅」だ。電車で出かけるとき、YAHOOの路線検索をよく使う。出発の駅に「御影」と打ち込むと、「御影(北海道)、御影(兵庫県・阪急)、御影(兵庫県・阪神)」というように、三つの駅が出てくる。その時、「北海道にも御影があるんだ」と、ふと思ってしまう。また、小学生の地域学習の時、御影の歴史を学ぶ機会があり、そこでも、北海道に御影というところがあることを教わった。こうしたこともあって、僕は、北海道の御影にとても興味を持つようになった。

北海道の御影は、僕の住む神戸の御影ととても深いつながりがあるのだ。御影という名前は、花こう岩の通称「御影石」を連想する。僕の住む御影は、江戸時代、隣村の六甲山麓で切り出された花こう岩を浜の港から船で全国へと積み出したところだ。産出地は隣村だが全国へと積み出した港が御影なので、採れたところではなく、積み出された港の名前をとって「御影石」と呼ぶようになった。御影から積み出された石なので「御影石」になった。

一方、北海道にある御影は、もともと「佐念頃(さねんごろ、アイヌ語で鼻が突き出ているという意味)」と言っていたが、大正時代に「御影」という地名に改めた。これは、この地域で花こう岩が採れたので、その通称である「御影石」から地名をつけた。こうして、ぼくの住む御影の名前が北海道にも進出したのだ。

こんな北海道の御影、去年の夏休みに家族で北海道旅行をしたときに、本当に訪れることができた。「北海道上川郡清水町御影」、帯広から自動車で1時間ほど東に走ったところにある小さな町だ。旅行に来る前、僕たち家族は、自分の住む街と同じ名前の場所に行くことを楽しみにしていた。どんなところだろうか、どんな人が住んでるのか、ドキドキわくわくだった。

まずJR北海道根室本線の御影駅に向かった。いつもYAHOOの検索するときに出てくる駅だ。家の近くの阪神御影駅は特急も停まり、10分おきに電車が来る大きな駅だが、北海道の御影駅は、駅員さんもいない無人駅で、1時間に1本列車が来るか来ないかの小さなローカル線の駅だった。行ったときは、ちょうど列車が来る時間で、ホームには、地元のおばさんがベンチにすわっていた。その人に、神戸の御影から来たことを話すと、とてもびっくりしていたが、ここもいいところだということを話してくれた。そのあと、御影の町を車で回りながら、僕の卒業した小学校と同じ名前の「御影小学校」にも行った。運動場はとても広そうだったが、校舎は2階建てで小さいような感じがした。たぶん通っている子どもの数も少ないのだろう。

今回は、家族で北海道の御影を訪れたが、大人になったら、自分の力で来ようと思う。その時は、北海道の御影に何日か泊まって、僕の住む御影との違いを実際に体験してみたい。自分の住む街と同じ名前の町、千キロ以上も離れているが、僕の心の中では、とても近い町だ。

あらましと評価のポイント
【あらまし】

インターネットの路線検索で、自身が住む駅と同じ名前の北海道の「御影」という土地に興味を持った筆者。ついに家族旅行で訪れることができた。北海道の御影駅は小さなローカル線の無人駅だったが、地元の方と話をしたり、同じ名前の小学校を見たりして、遠くにある町だが心の距離は近いと感じた。

【評価のポイント】

インターネットから始まる旅が現代的。旅を通じていろんな体験をする姿にさわやかな好感が持てる。

※会社名は各社の商標又は登録商標です。

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